著者
山本 秀男
出版者
一般社団法人国際P2M学会
雑誌
研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.79-88, 2009-09-12

新たなシステム導入をともなう業務改革や大規模研究開発では、現場に密着した課題の発見と創造的な解決策の提案が必要となる。このようなイノベーションを前提とするプログラムのマネジャーは、最終意志決定者に対する適切なフィードバックと、価値観の異なる組織の間の調整能力を持たなければならない。つまり、最終意志決定者のビジョンを実現する実行計画の策定と、フォロワーのインセンティブを高揚させる指導力の発揮が期待される。価値観の異なる組織の意識を統一し牽引していく"柔軟な指導力"の例として、NTTの総合プロデュース活動と産学官連携コーディネーション活動を紹介し、P2M Version 2.0においても、フォロワーに対するコーディネーション機能が重要であることを述べる。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? B-1 P2M Version 2.0におけるコーディネーション機能(モデル化、システム化/活性化と組織,経済危機を突破するイノベーション経営の仕組みと仕掛け-新たなものづくり、こ(山本秀男),2009 http://id.CiNii.jp/fAJXL

収集済み URL リスト