著者
沖田 裕子 岡本 玲子 中山 貴美子
出版者
一般社団法人 日本老年看護学会
雑誌
老年看護学 (ISSN:13469665)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.30-39, 2001
参考文献数
13
被引用文献数
3

本研究は,痴呆ケア経験年数3年以上の看護・介護職が,痴呆性高齢者の活動性を引き出していると考えられるアクティビティ・プログラム(AP)の介入方法を明らかにすることを目的とする.研究方法は,痴呆ケア経験年数3年以上の看護・介護職18人に半構成質問紙によるインタビューを行い,分析は修正版グラウンデッド・セオリーを用いて行った.その結果,明らかになったことは,痴呆性高齢者の個別情報をもとに,痴呆性高齢者の個別情報がない場合とある場合の,両方の状態から活動性を引き出す介入方法であった.そして,痴呆性高齢者の個別情報を中心にAP介入方法のモデルを示すことができた.これらの結果を利用することによって,APの決定はプログラムの種類からの選択ではなく,高齢者のニーズを中心に行うことができると考えられる.

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こんな論文どうですか? 通所ケア施設における痴呆性高齢者中心の介入方法 : 看護・介護職によるアクティビティ・プログラム実施に焦点を当てて(沖田 裕子ほか),2001 https://t.co/WY9gsPJA4s 本研究は,痴呆ケア経験年数3年以…

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