著者
山田 盛夫
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育
巻号頁・発行日
vol.33, no.2, pp.97-98, 1985

「レーマーは,木星が地球に最も近い位置での第1衛星の食から最も遠い位置での食(113回目)の時刻を予測して観測したところ,22分(正しくは16分36秒)のおくれを得た.彼は,このおくれが地球の公転軌道の直径を光が伝わる時間であると解釈して,光速度を求めることができた」という話が多くの光学の教科書に紹介されている.しかし,この結論に至るまでの過程はあまり明確ではない.ここでは,この過程を詳細に吟味した結果について報告する.

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