著者
山田 盛夫
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.50, no.1, pp.28-29, 2002-03-15 (Released:2017-02-10)
参考文献数
2
被引用文献数
3
著者
山田 盛夫
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.34, no.2, pp.86-88, 1986-06-05 (Released:2017-02-10)

回転をベクトルで表示し,その合成則を考えることは,無限小回転に限り許される.これにより,微小時間dt間の微小回転角dθから定義される角速度ω=dθ/dtはベクトルとなる.ここでは,角速度ωの合成則を斜面上を転がる小球の運動実験から誘導する.また,フーコー振り子の振動面回転の簡単な説明用モデルを考えたので紹介する.
著者
山田 盛夫
出版者
物理教育研究会
雑誌
物理教育通信 (ISSN:24238988)
巻号頁・発行日
vol.174, pp.155-160, 2019 (Released:2019-07-06)
参考文献数
5

高校で扱う電流の自由電子モデルに①加速-衝突モデルと②雨滴モデルの二つあるが,その源流はドルーデ(Drude)理論にある。最近の高校物理では①の加速-衝突モデルは姿を消し,②の雨滴モデルだけのようである。①への批判1), 2)は,ドルーデ理論では平均自由時間
著者
山田 盛夫
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.34, no.2, pp.86-88, 1986

回転をベクトルで表示し,その合成則を考えることは,無限小回転に限り許される.これにより,微小時間dt間の微小回転角dθから定義される角速度ω=dθ/dtはベクトルとなる.ここでは,角速度ωの合成則を斜面上を転がる小球の運動実験から誘導する.また,フーコー振り子の振動面回転の簡単な説明用モデルを考えたので紹介する.
著者
山田 盛夫
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.54, no.4, pp.292-296, 2006
参考文献数
6

フレネル回折の理解に役立つよう,(1)コルニューの渦巻き線上の回折波の振幅ベクトルの動き,(2)回折波強度のグラフ化,(3)回折像の形成の3つを連動させるプログラムを作成した。これに実験条件を入力したシミュレーション像と実験写真を比較し,両者の一致を確認した。ここで取り上げたフレネル回折は単スリット回折,複スリット回折,直線縁による回折、細線による回折である。
著者
山田 盛夫
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育
巻号頁・発行日
vol.33, no.2, pp.97-98, 1985

「レーマーは,木星が地球に最も近い位置での第1衛星の食から最も遠い位置での食(113回目)の時刻を予測して観測したところ,22分(正しくは16分36秒)のおくれを得た.彼は,このおくれが地球の公転軌道の直径を光が伝わる時間であると解釈して,光速度を求めることができた」という話が多くの光学の教科書に紹介されている.しかし,この結論に至るまでの過程はあまり明確ではない.ここでは,この過程を詳細に吟味した結果について報告する.