著者
福山 豊
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.30-33, 1988

ニュートン力学は,アリストテレス的世界観から新しい世界観への転換を示してくれた体系であり,その考え方を是非とも学生たちに理解させておきたい,そのために花火の運動を考察することによってニュートン力学の特徴を理解させることを試みている.このとき花火の運動を三段跳び(ホップ,ステップ,ジャンプ)にたとえて,慣性の運動,重力による自由落下の運動,空気の抵抗(速度に比例)の3段階でとらえ,その役割と特徴をあきらかにする.花火のかけら(星)の形は,どの段階でもつねに円(球)となって落下することが導けるので意外性があり印象的である.

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こんな論文どうですか? 力学教材としての花火(福山豊),1988 http://id.CiNii.jp/faZXL ニュートン力学は,アリストテレス的世界観から新しい世界観への転換を…

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