著者
鬼塚 史朗
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育
巻号頁・発行日
vol.36, no.4, pp.385-388, 1988
被引用文献数
2

昨今,物理教育の危機をうったえる声は多い.昭和57年の学習指導要領改訂が高校物理を従来の必修教科目から選択科目へ移行させると,その履習者は激減した.物理教育は,将来不要のものになるのであろうか.このような状況は,アメリカにおいてはより深刻である.本稿では日本の物理教育の現状をアメリカの状況と対比させながら,その意義を(i)技術をささえる物理教育,(ii)科学の基礎としての物理教育,(iii)物理学をささえる物理教育,の3点から考察して,高等学校学習指導要領のなかでの物理の位置づけを検討する.

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日本の科学技術を弱体化させようと云う死ね死ね団の陰謀か!?(かなり本気でそう思ってる) RT @nagataharunori: どうも昭和57年に必修から外されたようですね http://t.co/16FEPJht
どうも昭和57年に必修から外されたようですね http://t.co/oWMQPf4x 僕が高校を卒業したのが昭和59年(ということは2年進級時に必修から外されてたのか)。 RT @nabej: @nagataharunori えー、まったく物理やらないんですか!

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