著者
竹中 功
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.44, no.3, pp.278-281, 1996

「放射能・放射線」の学習は,目に見えない現象を扱うので,実験を取り入れた教授方法をとらなければ,本質的な理解は得られない。近年,この分野の教材研究が進展し,放射線測定器の自作方法や教材用放射線源の工夫が示され,実験が容易に実施できるようになった。しかし,放射性物質を使った製品を,製造目的を越えて利用することや,漏洩X線による被曝の問題が指摘されており,実験にあたっての指針を明確にする必要がある。

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戦前の旧制第四高等学校(金沢)での物理教育方針「(旧制)高等学校では、将来、工医理農の学問を修めるため、物理学などをきちんと教える必要があり、理論だけでなく実験的な基礎も整備しておかなければならない」というものだったとか。今はどうなのか?http://t.co/fvsBoHeZ

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