著者
松田 謙次郎
出版者
神戸松蔭女子学院大学
雑誌
Theoretical and applied linguistics at Kobe Shoin : トークス (ISSN:13434535)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.15-22, 2010-03-21

橋下大阪府知事の就任以来2年間にわたる定例記者会見記録を用いて、そこで言及される人名、政党名、そして自称詞について分析を行った。人名については一時期頻繁に言及されるものと、長期にわたりほぼ安定して言及されるものがあり、それらが言及時期によりいくつかのパターンをなしていることがわかった。政党名では、就任当初は自民・公明・民主の3党でほとんど差がなかったものが、2009年8月の政権交代以降民主党の言及数が自民・公明を圧倒している。さらに政党名に「さん」付けをする割合を検討すると、やはり民主党に対する「さん」付けが大幅に増加していることがわかった。自称詞を分析すると、もともと高かった「僕」の割合が2年目にはさらに増えて、「私」がほとんど使われない状態になっていることが判明した。最後に今後有望そうなトピックを3点指摘した。

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こんな論文どうですか? 橋下徹大阪府知事記者会見記録の探索的分析(松田 謙次郎),2010 https://t.co/w5ALAwm764 橋下大阪府知事の就任以来2年間にわたる定例記者会見記録を用いて、そこで言及される人名、政党名、そして自称詞に…
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