著者
高橋 菜奈子
出版者
大学図書館研究編集委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.80, pp.65-73, 2007-08

一橋大学附属図書館で行なったハングル図書の遡及入力を素材として,NACSIS-CAT における韓国・朝鮮人名の著者名典拠の同定作業について報告する。著者名典拠とのリンク率が低いこと,その原因として同姓同名や同音異名,別名表記によるリンク形成の困難さが指摘できる。リンクを形成するにはその著者の著作,漢字表記,学位・学歴情報が同定根拠として有効であることも明らかになった。各機関が著者名リンクを放棄しないこと, 手元の図書から判明する情報を追加していくことの重要性を指摘した。

言及状況

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@tnanako64 http://t.co/vSeRuIKrvR http://t.co/Kn0BMGPtrK このあたりですね。論文読ませていただきました。中国・韓国人名の著者名典拠のコーディングマニュアルって、ちゃんと整備した方がいいような気がしています。

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