著者
本村 健太
出版者
美術科教育学会
雑誌
美術教育学 : 美術科教育学会誌 (ISSN:0917771X)
巻号頁・発行日
no.30, pp.399-409, 2009-03-21

本稿は,バウハウス教師であったヨハネス・イッテンの造形教育において実践されていた「昔の巨匠絵画の分析」の理念及び方法論を確認するとともに,その今日的な展開の可能性を試みる実践研究である。この研究の前提には,筆者の継続するバウハウス研究の課題としてのバウハウス認識の見直し,また,イッテン研究の課題としての彼の造形活動や教育実践の明確化,そして,美術教育研究の課題として昨今注目されてきた鑑賞教育のあり方に対するオルターナティブの提示という目的が重ねられている。イッテン教育の方法論が今日にまで射程を延ばしていることの例証のため,ここでは画像処理による絵画イメージの変容を試行して,絵画の認識を深める実践を行った。

言及状況

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岩手大学教育学部の 本村 健太教授に下記の論文があります。 『ヨハネス・イッテンによる巨匠絵画の分析について--その理念・方法論と今日的展開の試み( About the 'analyses of old masters' by Johannes Itten: a practice study on Itten's ideas and methods for today's appreciat ...

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岩手大学 本村健太 先生 体験的観賞教育、分析から創造へのトレーニング 右のプレビューをクリックするとタウンロードできます http://ci.nii.ac.jp/naid/110007580652

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