著者
竹内 洋人 宮本 英昭 丸山 智志
出版者
日本惑星科学会
雑誌
遊・星・人 : 日本惑星科学会誌 (ISSN:0918273X)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.23-27, 2010-03-25

小惑星は,一般には衝突と再集積を繰り返すなど様々な進化過程を経ていると考えられるが,こうした過程に関する時間スケールを知ることは容易ではない.小惑星に関連した年代の測定法としては,クレーター数密度に基づく表面年代,同位体分析に基づく放射年代,そして衝突確率と天体サイズで推定される衝突寿命,といったいろいろな年代推定法が存在する.しかしながら,こうして与えられる年代が小惑星の形成年代であるかというと,必ずしもそうではない.そこで,小惑星イトカワの高解像度画像で岩塊表面に発見された高輝度スポットに着目した.高輝度スポットはマイクロクレーターと解釈できる.その数密度から岩塊の暴露年代を求められる可能性があり,小惑星進化を考察する新しい年代の尺度として利用できると考えられる.

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RT @ronbuntter: こんな論文どうですか? イトカワの岩塊表面に分布する高輝度スポット : 年代決定に利用できるか?(<特集>始原天体研究のこれまでとこれから:探査を仲介とした異分野交流)(竹内 洋人ほか),2010 http://id.CiNii.jp/fyIML
こんな論文どうですか? イトカワの岩塊表面に分布する高輝度スポット : 年代決定に利用できるか?(<特集>始原天体研究のこれまでとこれから:探査を仲介とした異分野交流)(竹内 洋人ほか),2010 http://id.CiNii.jp/fyIML

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