著者
D.A. Hodgson P. Convey E. Verleyen W. Vyverman S.J. McInnes C.J. Sands R. Fernandez-Carazo A. Wilmotte A. De Wever K. Peeters I. Tavernier A. Willems
出版者
国立極地研究所
雑誌
Polar science (ISSN:18739652)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.197-214, 2010-08

南極大陸の高緯度内陸部に位置するDufek Massifの湖沼と、そこに見られる生物を調査した。ここには二つのドライバレーがあり、地球上最南端の生物生息地となっている。優占する生物はラン藻で、その多様性は観察されてきた南極湖沼のどこよりも低い。緑藻、ケルコゾア類、バクテリアは存在するが、珪藻は風で飛ばされてきたと思われる一枚の殻が見つかっただけであった。コケ類を欠き、地衣類は一種類のみが見つかった。三種類のクマムシ、ワムシを含む後生動物は見いだされたが、節足動物と線虫は見つからなかった。これらの単純な動植物群集は、この地域のきわめて厳しい環境のために、低緯度南極に通常存在する要素のほとんどを欠く。

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“@kumamushi: 南緯82度、南極の苔も生えない地球上最南端の生物生息地「三種類のクマムシ、ワムシを含む後生動物は見いだされたが、節足動物と線虫は見つからなかった」http://ci.nii.ac.jp/naid/110007702203”
南緯82度、南極の苔も生えない地球上最南端の生物生息地「三種類のクマムシ、ワムシを含む後生動物は見いだされたが、節足動物と線虫は見つからなかった」http://ci.nii.ac.jp/naid/110007702203

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