著者
新矢 昌昭
出版者
佛教大学
雑誌
佛教大學大學院紀要 (ISSN:13442422)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.143-159, 2007-03-01

近年、世界的にみて宗教は社会的な場での影響力を高めている。社会的な場での影響を持つ宗教の考え方として市民宗教論や公共宗教論などがあるが、ここでは市民宗教論を考察する。何故なら、一部でわが国での神道や神社は「公共性」をもつ市民宗教として主張されているからである。だがそもそも近代日本では市民宗教として国家神道が存在していたと考えられる。そこで市民宗教としての国家神道がどのような位置づけであったのかを考える必要がある。本稿では、近代日本の市民宗教を「上から」の市民宗教と考え、更に国家神道を狭義と広義の視点から近代日本の市民宗教を検討し、現在における市民宗教としての神道のあり方を考察したものである。市民宗教国家神道

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CiNii 論文 - 日本における市民宗教としての神道 https://t.co/eQ6snROoKs #CiNii
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