著者
近藤 明 加賀 昭和 合田 恵理子 山口 克人 水間 健二
出版者
社団法人空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
no.83, pp.1-9, 2001-10-25
被引用文献数
7

数km^2スケールの開発による温熱環境変化を予測するために,緑や水面,建物群を考慮出来る数値モデルを提案した.既報において,大阪箕面市の住宅開発地域の流れ場は,この数値モデルによって良好に再現できることを示した.本報では,気温場も,この数値モデルにより再現できることを示した.次に,ダム開発による温熱環境への影響,緑被率の変化による温熱環境への影響,道路アルベド値の違いによる温熱環境への影響を,このモデルを用いて評価した.計算により得られた結果は,定性的には妥当であったが,精度に関しては今後の検討が必要である.

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 数値モデルによる地域開発の微気象影響評価(近藤 明ほか),2001 https://t.co/pHmNZFd9HN 数km^2スケールの開発による温熱環境変化…

収集済み URL リスト