- 著者
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外山 託海
黄瀬 浩一
- 出版者
- 一般社団法人電子情報通信学会
- 雑誌
- 電子情報通信学会技術研究報告. IE, 画像工学 (ISSN:09135685)
- 巻号頁・発行日
- vol.110, no.26, pp.145-150, 2010-05-06
一般にパターン認識において,学習データセットの内容は識別性能に大きく影響することが知られている.これまで一般物体認識の分野において用いられてきた多くのデータセットでは,1カテゴリあたりのサンプル数が幾分か少ない場合が多いため,データセットを拡張して内容を充実させることができれば認識性能をさらに上げることができると考えられる.これまでそのようなサンプル数を増やすための手法はいくつか提案されてはいるが,それらの手法で用いられるデータの数は数万程度であり,さらにデータを増やすことで認識性能はより向上すると考えられる.そこで我々はインターネットから数十万枚の画像を集め,それらの画像をフィルタリングしてデータセットに加え,データセットのサイズを大きくした場合とそのままの大きさの場合とで認識1生能を比べる.その際識別器を変えた上でも実験を行い,それぞれどのような影響を及ぼすかを解析する.