著者
小林 哲雄
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.61, no.7, pp.276-281, 2011
参考文献数
2
被引用文献数
1

特許サーチャーと研究者・開発者の間の意思の疎通がうまくいかない場合の原因は何であろうか?知的財産部門において調査が重要な役割を果す業務である,(1)無効化文献調査,(2)特許クリアランス調査,(3)発明発掘を支える特許調査,(4)萌芽期の研究支援活動を支える特許調査,を題材にして問題の所在を検討する。そして本稿では,同じ知的財産部門に属する権利化担当と特許サーチャー(調査担当)がより効率的に協業作業を行うための方法として,権利化担当が調査業務のスキルをある程度まで習得し,研究者・開発者と特許サーチャーとの『通訳』としての役割を果すことを提案する。

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@ma_ririri_ko @shin_0712_std https://t.co/ztYwgThMbM こんな記事を書いて、サーチャーの会でも紹介したことがあります。「突っ込みどころ満載なんですが…」とコメントを頂きました。

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