著者
伴 みずほ
出版者
山陽学園大学
雑誌
山陽学園短期大学紀要 (ISSN:13410644)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.1-8, 2011-12-15

本研究では、小麦アレルギーのための小麦の代替として米粉の特性を活かした調理が簡単な離乳食のレシピ開発を試みた。小麦粉のでんぷんは、離乳食にヨーグルト様の濃度(とろみ)をつけるが、この小麦粉の特性は米粉により代替できた。この米粉の性質は生後5、6ヶ月頃の離乳食の調理形態に適しており、米粉は離乳食に十分活用できると考えられる。また調理温度を下げるとアイスクリームにも応用できた。主として小麦粉のグルテンによる特性、すなわち粘弾性、伸展性、可塑性は、米粉に副材料を加えることで代替できた。これを利用してバナナや肉団子様の固さをもつ代替え離乳食のレシピも開発した。しゅうまいやクレープの代替食のレシピは、生後9ヶ月以降の乳児の歯ぐきでつぶせる/噛める固さの離乳食の調理形態に対応している。これらのレシピは簡単なため、子ども料理教室等の食教育にも利用できる。

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