著者
山本 順一
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.62, no.2, pp.60-65, 2012-02-01

政府の場合,保有する機密情報や法令上非公開とされている情報を除き,国民に公開すべきものであり,その一部は灰色文献を構成してきた。また,学術情報についても,たとえば,博士論文は一般市民には近づきがたく,グレーな情報にとどまってきた。民間の企業や団体が保有する価値ある情報が,灰色文献として,一部でひそかに活用されてきたこともある。従来は,このような小規模潜行出版による紙媒体資料としての限界から,灰色文献として取り扱われてきたものが,最近ではその少なくない部分がデジタル化され,インターネット上で利用できるようになった。本稿は,日本法の枠内で,紙媒体からオンラインのデジタルコンテンツに変貌しつつある'灰色文献'を法的に検討しようとする。

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“CiNii 論文 -  紙からデジタルへの灰色文献と図書館サービスとの関係をめぐる法的諸問題” https://t.co/j7wkWaAGcm #ETD
米国の事例だけど、山本先生のこの論文に出てきたボーンデジタルゆえの「逃亡文書: fugitive documents」って興味深いわ。  紙からデジタルへの灰色文献と図書館サービスとの関係をめぐる法的諸問題(<特集>灰色文献) http://t.co/y84GgIJm

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