- 著者
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梅島 彩奈
宮部 真衣
荒牧 英治
灘本 明代
- 出版者
- 一般社団法人電子情報通信学会
- 雑誌
- 電子情報通信学会技術研究報告 : 信学技報 (ISSN:09135685)
- 巻号頁・発行日
- vol.111, no.361, pp.59-64, 2011-12-16
FacebookやTwitter等,マイクロブログの普及により,ユーザはインターネット上でリアルタイムなコミュニケーションを容易に行う事が可能になっている.特にTwitterは2008年に国内でのサービスを開始して以降,急速にユーザ数を伸ばしている.Twitterは多くの人々と様々な情報を共有できる半面,デマの拡散を助長することもある.実際に2011年3月11日に起こった東日本大震災において,Twitter上の様々なデマがユーザを混乱に陥れたのは記憶に新しいが,平常時においてもデマを確認することができる.そこで本論文では,災害時におけるツイートのデマとデマの訂正に注目し,デマとデマ訂正ツイートの傾向と,災害時と平常時のツイートの傾向を分析することで,デマの拡散を防止することを目指す.