著者
小林 正秀 野崎 愛
出版者
応用森林学会
雑誌
森林応用研究 (ISSN:13429493)
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.67-71, 2001
被引用文献数
2

ナラ類集団枯損の被害材から,特定の糸状菌が分離されている。4種類の食用きのこ,シイタケ菌,ナメコ菌,クリタケ菌,エノキタケ菌とナラ類病原性未同定菌の対峙培養を実施して,食用きのこが未同定菌に与える影響を検討した。その結果,シイタケ菌が未同定菌の菌糸伸長を阻害することが明らかになった。次に,73品種のシイタケ菌との対峙培養を実施して,未同定菌の菌糸伸長を阻害する能力が高い品種を選抜した。選抜したシイタケ菌品種は,ナラ類集団枯損の防除に利用できると考える。

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ナラ菌に対してシイタケ菌が菌糸伸長を阻害する機能があるとの事 しいたけ栽培の方法を調べたが、湿度が必要なためナラ枯れした木にしいたけ菌を植菌した後におそらく定期的な散水の管理が必要と思う 効果があるなら薬剤使用より断然良い https://t.co/lktwLuhBFd
ナラ菌に対してシイタケ菌が菌糸伸長を阻害する機能があるとの事 しいたけ栽培の方法を調べたが、湿度が必要なためナラ枯れした木にしいたけ菌を植菌した後におそらく定期的な散水の管理が必要と思う 効果があるなら薬剤使用より断然良い https://t.co/lktwLuhBFd

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