著者
高木 剛
出版者
日本介護福祉学会
雑誌
介護福祉学 (ISSN:13408178)
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.213-220, 2007-10-01

2003年8月に施行された,「老人介護の職業に関する法律」により,従来ドイツの各州で養成されてきた,老人介護士は連邦国家資格となった,その養成の特徴として,(1)養成期間および養成教育時間数が多い(3年間,4,600時間),(2)実習を重視(2,500時間),(3)准老人介護士(下位資格)取得後のステップアップが可能,(4)看護,保健関連科目の割合が高い(約44%),(5)介護に加え,看護,保健が職務領域である,などがあげられる.これらは,今後の日本の介護福祉士養成に多くの示唆を与えると感じる.

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こんな論文どうですか? ドイツにおける老人介護士の養成教育 : 2003年施行の教育改正を中心に(高木 剛),2007 http://t.co/m0sFwhjk3U

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