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OA
逸翁美術館についての一考察
著者
塩田 昌弘
出版者
大手前大学・大手前短期大学
雑誌
大手前大学論集
(
ISSN:1882644X
)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.101-125, 2012
明治・大正・昭和を通して、実業界で活躍し、阪急電鉄、阪急百貨店、東宝映画、宝塚歌劇、阪急ブレーブス、コマ・スタジアム、逸翁美術館、マグノリアホール、池田文庫、小林一三記念館等の創設の基礎にその才能・才覚を発揮した不世出の実業家・小林一三(1873〜1957)について紹介する。 特にこの小論では、小林一三の成した事業のうち、文化・美術方向を中心に逸翁美術館に焦点をあて論考しようと思う。本来、事業はそれを成した人の人格の反映と考えられる。後年、今大閤と言われた小林一三であるが、幼年期は、愛情の薄い家庭に育った。だが、その小林一三がどの様にして、その才能を開花させていったのか。小林一三の志とは何か、逸翁美術館成立の礎となったコレクションを貫流する美とはどの様なものか、これらについて考察する。
言及状況
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[すみれの花][兵庫県][山梨県][+交通][+世情][+芸能][(^ω^)] 逸翁個人史を時系列で概観できる好資料:よくまぁ複数の会社経営と政界まで掛け持ちした状態で、歌劇団創設~モン・パリ~初海外公演等、成し遂げてしまったものだ...いや、掛け持ちしていたが故に為し得たのか?
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