著者
奈良岡 浩
出版者
日本惑星科学会
雑誌
遊・星・人 : 日本惑星科学会誌 (ISSN:0918273X)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.94-101, 2013-06-25
被引用文献数
1

小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った粒子の有機化合物分析に関する顛末について記述した。S型小惑星表面上に有機化合物が存在するかはおもしろい問題であるが,今のところ,はやぶさ粒子にイトカワ固有の有機物は発見されていない.これからの「はやぶさ2」やNASA「OSIRIS-REx」計画に期待するとともに,このような惑星物質研究を成功させるためには,長期の視点で積極的な若い研究者を育てることが必須である.

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こんな論文どうですか? 「はやぶさ」粒子の有機化合物分析と「はやぶさ2」(<特集>はやぶさ帰還試料の分析で分かったこと)(奈良岡 浩),2013 https://t.co/2sjSRUJ7Q1

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