著者
國中 均
出版者
日本惑星科学会
雑誌
遊・星・人 : 日本惑星科学会誌 (ISSN:0918273X)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.109-112, 2013-06-25

宇宙工学は,宇宙への往来の実現を目指し,技術を切磋琢磨してきた.その成果の端的な例は,「はやぶさ」にて実現された地球〜小惑星間往復航行(2003年〜2010年)である.それにより,科学や技術分野を越えて,より大きな世界観を得ることができた.次の新しい知見を得るために,科学的な意義はもちろんのこと,「宇宙を自在に往来する独自能力の維持発展」と「人類の活動領域の宇宙への拡大」という宇宙工学・宇宙探査に跨る目標を担い,「はやぶさ2」小惑星探査ミッションが開発中である.

言及状況

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はやぶさ2のプロジェクトマネージャーはご存知、2個イチイオンエンジンを実現した國中均さんですが、先生の若かりし頃の、小惑星サンプルリターンへの挑戦が描かれている論文を見つけましたので、難しく考えずに読んで頂けると、今のはやぶさ2に対する思い入れも新たな境地に入れると思います。 CiNiiよりタイトルは火の鳥「はやぶさ」未来編その2〜宇宙工学・宇宙探査としての意義〜/國中です。 http://ci. ...

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こんな論文どうですか? 火の鳥「はやぶさ」未来編 その2 〜宇宙工学・宇宙探査としての意義〜(國中 均),2013 https://t.co/AlJBkru4si

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