著者
山下 絢
出版者
一般社団法人日本教育学会
雑誌
教育學研究 (ISSN:03873161)
巻号頁・発行日
vol.80, no.3, pp.322-332, 2013-09-30

本研究は、相対的年齢効果が生み出されるメカニズムに着目し、子どもの生まれ月と親の階層(社会経済的地位)や教育へのかかわり方との関係を、国内の全国規模データに基づき、定量的に明らかにするものである。分析の結果、母親が教育費の支出に積極的な場合に、その子どもが早生まれではない傾向が確認された。さらに通塾率に基づく地域区分から見た場合、通塾率が平均よりも高い地域において、同様の傾向が確認された。

言及状況

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この論文によると、親のSESと子が早生まれであることには負の相関関係がある、と言えるらしい? 社会経済的地位が高い・教育意識が高い親ほど、早生まれの子を持たない傾向がある https://t.co/41PlqTcgXX
確か差があるんじゃなかったっけ / id:kyo_ju 逆に、選択的に産み月をコントロールしている説もあるんですよ https://t.co/ddN3aiURPE https://t.co/lxxfW3TgSI / “東大生の…” https://t.co/HEcCxOqDC9
この辺りだろうか:CiNii 論文 -  子どもの生まれ月と親の階層・教育意識 http://t.co/8VLRJFXAUF #CiNii
こういう論文には冒頭に先行研究がまとめられているのでそこから広げていきましょう>CiNii 論文 -  子どもの生まれ月と親の階層・教育意識 http://t.co/paJhxBjrnd

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