著者
菅生 瑞稀 村上 幸一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. LOIS, ライフインテリジェンスとオフィス情報システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.466, pp.5-10, 2013-02-28

近年,アプリケーションサーバやDBMS(DataBase Management System)といったミドルウェアにおいて,オープンソースソフトウェア(OSS)を採用するシステムが増加しつつある.これらOSSミドルウェアでは,デフォルト設定での処理性能が低い場合においても,システム設定の最適化(パフォーマンス・チューニング)を行うことにより,処理性能が大きく向上することが知られている.しかしパフォーマンス・チューニングは,設定項目が多岐に渡り複雑である.システム管理者は試行錯誤や経験則から設定値を決めることが多く,手動でのパフォーマンス・チューニング作業は困難であった.本研究では,これら問題点を解決するために,遺伝的アルゴリズムを用いたOSSの自動パフォーマンス・チューニング手法について提案する.代表的なOSSであるApacheへ適用した上で評価実験を行い,提案手法の有用性について示す.

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同じく | CiNii 論文 - 遺伝的アルゴリズムを用いたオープンソースソフトウェアの自動パフォーマンス・チューニング手法の提案 https://t.co/yCBmYcCm3Z

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