著者
松崎 元 赤坂 拓郎 福田 将三
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究作品集 (ISSN:13418475)
巻号頁・発行日
vol.19, no.19, pp.6-9, 2014-03-31

近年、ロールタイプのふせん紙や色とりどりのマスキングテープなど、紙製の弱粘着テープが用途を広げており、編集作業の校閲や事務作業の注意書き・メモ書きのほか、紙面の装飾やクリエイティブワークなど、今後も更に需要が期待できる。しかし、こうしたロールテープは、粘着性と伸縮の度合いが異なることから、従来の卓上テープカッターでは切りにくく、はさみや小型のハンドカッターを用い、両手を使わなければカットできなかった。本作品は、卓上で巻芯内径25mmのロールテープが左右2種類セットでき、片手で切れるディスペンサーである。開発過程では、デザインプロセスにおける各段階で、3Dプリンタを効果的に活用し、機能性や操作性だけでなく、ディテールの造形、プロポーションなど、ディスペンサーの有効性を確認することができた。

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こんな論文どうですか? ロールタイプのふせん紙に対応したテープディスペンサーの開発(松崎 元ほか),2014 https://t.co/0BRimEjvCE
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