- 著者
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鈴木 隆
- 出版者
- プロジェクトマネジメント学会
- 雑誌
- プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
- 巻号頁・発行日
- vol.2011, pp.66-69, 2011-09-15
東日本大震災では東北地方太平洋沖地震とそれに伴って発生した津波,及びその後の余震により甚大な被害を被ったが,初期対応や災害対策についていろいろな問題が指摘されている.災害対策基本法や特定非常災害特別措置法に則り対策を実施していく必要があるが,復興計画を立案し,組織を立ち上げし,実行し,進捗を監視していく一連の工程において現状は手探り状態であり,必ずしも最善の方法が採用されているとは言えない.復興に関してはより早期にまた確実に進めることができる方法を選択すべきであるが,PM手法のフレームワークを適用することで解決できるものが多いと思われる.本論文では阪神・淡路大震災等過去の教訓に照らし合わせ,災害復興におけるPM手法適用の有効性を検証した.