著者
中村 哲也
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.52, no.8, pp.66-73, 2003

あらゆるスポーツや勝負事と同様、文学を価値付け、これを文化的営為として成り立たせている大きな要因に、「倫理」がある。それは、サルトルがカント哲学に基づき提起した「自由」と「呼びかけとしての文学」の問題系にかかわっている。本稿は、この問題系を踏まえながら、これまでの主要な文学教育論議を検討し、文学と教育との関係を、とりわけ「倫理」の観点から取り上げ、論じている。

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こんな論文どうですか? 文学と教育の間 : 「文学教育」論議で問われてきたもの(<特集>いま再び問う-文学教育の根拠)(中村 哲也),2003 https://t.co/frou76QVT8

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