著者
大胡 太郎
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.46, no.6, pp.23-30, 1997-06-10

「モラル」に<悪><盗人>と<いろごのみ>とを対置し、二項を対立しているかのように構造化する文学の主題のありようを「市(いち)」を媒介にして辿ることを試みた。<いろごのみ>は「風流」の原義にてらしてみれば、それは物語の外部に理念化された<いろごのみ>の者に憑依されたかのように登場する。<絶対悪>という主題が可能かという問題を文学に投影すると、現在という状況が必然的に立ち現われることになる。

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こんな論文どうですか? モラルと市と<いろごのみ>(<特集>モラル)(大胡 太郎),1997 https://t.co/XhGPoKlwuV 「モラル」に<悪><盗人>と<いろごのみ>とを対置し、二項を…
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