著者
蓮実 梢 石田 貴士 秋山 泰
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IBISML, 情報論的学習理論と機械学習 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.105, pp.185-191, 2014-06-18

標的となるタンパク質を定めて行う薬剤開発において,薬剤標的タンパク質の選定はとても重要となる.この標的タンパク質探索には,既に病原体のゲノム情報等を利用して探索を行うための統合的なデータベースシステムが提案されてきたが,その生化学経路情報については統合の対象とされていなかった.しかし,この情報を用いることであるタンパク質が病原体の生命維持に対して致命的であるかという議論が可能となるため,生化学経路情報の統合は標的タンパク質の探索のために有用であると考えられる.そこで本研究では,顧みられない熱帯病の新薬の標的タンパク質を探索するための統合データベースシステムiNTRODBに,トリパノソーマ科寄生原虫に関する生化学経路情報を追加し,またそこにゲノム等に関連する情報を表示するインタフェースを開発することで,標的タンパク質の探索の更なる効率化を目指した.

言及状況

Twitter (1 users, 3 posts, 0 favorites)

CiNii 論文 -  パスウェイ情報を用いた顧みられない熱帯病創薬支援のための統合データベースiNTRODBの改良(機械学習によるバイオデータマインニング,一般) https://t.co/0xrpnwecW9
CiNii 論文 -  パスウェイ情報を用いた顧みられない熱帯病創薬支援のための統合データベースiNTRODBの改良 (情報論的学習理論と機械学習) http://t.co/lcStHu7yZ9 #CiNii
【資料】蓮実梢、石田貴士、秋山泰「パスウェイ情報を用いた顧みられない熱帯病創薬支援のための統合データベースiNTRODBの改良」 http://t.co/lcStHu7yZ9

収集済み URL リスト