著者
鈴村 高幸 伊藤 博仁
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.65-68, 2016

テレビ朝日では、非常災害時における放送継続手法の検討を継続的に行っている。本社の番組送出機能が喪失してしまい、親局送信所のみで放送を継続する事態を想定した時、SNGを用いて各地の系列局より放送素材を伝送してもらい、親局送信所において直接受信するという手法が有効である。しかし、関東広域放送の親局送信所は東京スカイツリー[○!R]であるため、アンテナを設置するための条件が厳しく、SNGを簡単に受信することはできない。そこで、常設されているFPU受信アンテナを用いてSNGを受信するという手法を考えた。この手法を実現するために、FPU受信アンテナの受信帯域幅を広帯域化し、SNGも受信可能となるような共用受信アンテナの開発を行った。現在は構造設計が終了し、試作機の製作を行っている。

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こんな論文どうですか? FPU, SNG共用受信アンテナの開発(アンテナ・伝搬、マイクロ波における学生・若手発表および一般)(鈴村 高幸ほか),2016 https://t.co/XsZXyNBDid テレビ朝日では、非常災害時における放送継続手法…
こんな論文どうですか? FPU, SNG共用受信アンテナの開発(アンテナ・伝搬、マイクロ波における学生・若手発表および一般)(鈴村 高幸ほか),2016 https://t.co/XsZXyNBDid

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