著者
Santo Tetsuo A.
出版者
東京大学地震研究所
雑誌
東京大學地震研究所彙報 (ISSN:00408972)
巻号頁・発行日
vol.37, no.2, pp.307-325, 1959-08-25

I・G・Yの日米国内の脈動観測資料を用いて,各地の脈動嵐が何の影響でどんな起り方をするか,また各地の脈動嵐相互間の時間的な関係はどのようにかつているかを,天気図と対照しつつ調べた.その結果,1)低気圧や台風が日本の東方海上を東北進する場合には,脈動嵐はそれを追いかけるようにして西南日本から東北日本へと移つてゆく.そしてこの場合,ある地区に脈動嵐が一番ひどくなる時期は,低気圧や台風の中心がかなり行きすぎてしまつてからである.この傾向は,低気圧の場合に特に著しい.

言及状況

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「地震以外の原因による、地殻の微弱な周期的震動」とネットの辞書にはある。http://t.co/U2yLCGUZxh 脈動嵐が台風や低気圧の中心を追いかけるという研究成果もあるみたい。http://t.co/QNnvorYsdQ
こんな論文どうですか? Investigations into Microseisms Using the Observational Data of Many Stations in(Santo Tetsuo A.),1959 http://t.co/Dl4MBJAxRw

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