著者
Minakami Takeshi
出版者
東京帝国大学地震研究所
雑誌
東京帝国大学地震研究所彙報 (ISSN:00408972)
巻号頁・発行日
vol.17, no.3, pp.590-623, 1939-09-20

昭和12年11月27日に初まつた白根火山の爆發は昭和13年2月迄に最も著しい活動をなし,以後やヽ平靜となつたが,9月下旬より再び多少の活動を示し,10月5日にやヽ著しい爆發が起り,以後今日(昭和14年2月)に至るも未だ平穩とならず,多量の瓦斯の噴出と共に湯釜附近に火山灰を散布する狀態を示して居る.今回の爆發は總べて湯釜内の略中央を東南より西北に向ふ直線狀の裂罅に沿ふて發生した.昭和7年10月に發生せる爆發群とはその地表に於ける位置の上からは別個の裂罅上に發生せるものである.

言及状況

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こんな論文どうですか? 38. Explosive Activities of Volcano Kusatu-Sirane during 1937 and 1938.(Part I)(Minakami Takeshi),1939 http://t.co/fjHgemWuzG
こんな論文どうですか? 38. Explosive Activities of Volcano Kusatu-Sirane during 1937 and 1938.(Part I)(Minakami Takeshi),1939 http://t.co/orGnSBs4m9

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