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IR
別府湾沿岸における慶長元年(1596年)豊後地震の津波調査
著者
羽鳥 徳太郎
出版者
東京大学地震研究所
雑誌
東京大学地震研究所彙報
(
ISSN:00408972
)
巻号頁・発行日
vol.60, no.3, pp.p429-438, 1985
被引用文献数
1
津波史料をもとに別府湾沿岸を現地調査し,地盤高をふまえて各地の津波の高さ(平均海面上)や浸水域の広がりを検討した.大分市内では,流失した寺院の分布から津波の高さは4~5.5mに推定され,地盤高ぶおよそ4m以内の範囲が浸水域とみなされる.別府湾口の奈多と佐賀関ではそれぞれ7~8mと6~7mの波高に達し,湾外の上浦で4m,臼杵では3~4mと推定される.津波マグニチュードは今村・飯田スケールでm=2と格付けされる.津波・震度分布および周辺のテクトニクスから判断すれば,波源域は別府湾を包み東西方向に50km程度の長さがあったと推定される.また,瓜生島・神場洲の地盤沈降の記録は別府湾が陥没したことを暗示し,高角正断層の地震により津波が発生したと考える.
言及状況
変動(ピーク前後)
変動(月別)
分布
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Wikipedia 慶長豊後地震で参照されていた論文
Wikipedia
(2 pages, 2 posts, 2 contributors)
編集者:
2402:6B00:75B4:FC00:6505:D488:A9CF:9621
編集者:
115.36.96.158
収集済み URL リスト
https://ci.nii.ac.jp/naid/120000871750
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