著者
山口 源治郎
出版者
京都大学大学院教育学研究科生涯教育学講座
雑誌
京都大学生涯教育学・図書館情報学研究 (ISSN:13471562)
巻号頁・発行日
no.6, pp.73-80, 2007-03

日本の公立図書館は、1990年代以降、激しい変化と矛盾の中にある。図書館サービスのアウトソーシング、職員の非正規化など新自由主義的改革手法の図書館経営への導入が推進されており、公立図書館の公共性と専門性の劣化が急速に進行している。他方、人々の図書館への要求は質と量の両面において高まっており、新自由主義的改革との矛盾を激化させている。本論文はこうした日本の公共図書館の現況と課題を明らかにする。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 1 favorites)

「公共図書館は常に正しく無謬である」と考えてる人の頭のなかがわかる>CiNii 論文 -  日本における公立図書館の現状と問題点--専門性と公共性の劣化に焦点を当てて http://t.co/lSASEozCha

収集済み URL リスト