著者
長内 健治
出版者
岩手大学教育学部
雑誌
岩手大学教育学部研究年報 = The annual report of the Faculty of Education, Iwate University (ISSN:03677370)
巻号頁・発行日
no.29, pp.35-38,図4p, 1969-12

キタサンシヨウウニ卵の色素顆粒ほ未受精卵では内部細胞質全体に分散しているが,受精後その一部は皮部細胞質へ移行し,他は内方へ移動して星状体のまわりに集まる。内部色素顆粒は分裂装置の変化に伴って娘細胞に分配される。バフンウニ卵では内部細胞質のオレンジ色素は初め均等に分散しているが,受精後星状体のまわりに濃縮し,発生の進行に伴って顆粒化する。この色素が中性赤によって生体染色されることなどから,内部色素顆粒は細取分裂活性に関与する可能性が示唆された。

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こんな論文どうですか? キタサンショウウニ卵の発生初期における色素顆粒の行動(長内 健治),1969 https://t.co/fvyHZnicqR キタサンシヨウウニ卵の色素顆粒ほ未受精卵では内部細胞質全体に分散しているが,受精後その一部は皮部細…
こんな論文どうですか? キタサンショウウニ卵の発生初期における色素顆粒の行動(長内 健治),1969 https://t.co/fvyHZnzfsR キタサンシヨウウニ卵の色素顆粒ほ未受精卵では内部細胞質全体に分散しているが,受精後その一部は皮部細…

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