著者
中北 充子
出版者
慶應義塾大学湘南藤沢学会
雑誌
Keio SFC journal (ISSN:13472828)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.57-69, 2010
被引用文献数
1

自由論題研究論文本研究は「リラクセーション」の概念を分析し、産後の女性を対象としたケアにおいてこの概念を適用する可能性を検討することが目的である。Rodgersの概念分析の手法を参考に、先行要件、属性、帰結、関連概念を検討し分析した。結果、リラクセーションを「ストレスと相対する概念で、心身が緊張した状態へ働きかけることによって生じる反応や効果であり、心身のバランスがとれた望ましい状態への変化」と定義した。さらにリラクセーションは、産後早期の女性への看護ケア介入とその評価をする際に適用可能な概念であることを確認した。

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