著者
Peukert Alexander 水津 太郎
出版者
慶應義塾大学大学院法務研究科
雑誌
慶應法学 (ISSN:18800750)
巻号頁・発行日
no.19, pp.425-469, 2011-03

豊泉貫太郎教授, マキロイロバート教授, 退職記念号 = Essays Commemorating the Retirement of PROFESSOR TOYOIZUMI KANTARO, PROFESSOR ROBERT MCILROY Presented by Their Colleagues and Former Students講義 : 2010年度大陸法財団寄附講座「大陸法の基本概念」A. 所有権=自由?B. いくつかの例C. ドイツ法における所有権と自由 I. 基本権 II. 私法 1. 様々な密度の濃い規制 2. 構成要件と違法性 3. 権利侵害による請求権 4. 移転可能性と強制執行 5. 憲法上の所有権と規範による反射的保護 III. 所有権の静態性 : 排他性を有する原始的権利の法定主義 IV. 自由の動態性 : 平等な自由の法原理の発展的開放性 1. 自由の概念 2. 制限による自由の保障 3. 自己責任による自由の行使能力 : 私的自治 4. 不法行為的保護による平等な自由の確保D. 結論 I. 財貨帰属の法原理の不存在 II. 主観的権利の概念 III. 所有権の論理に対するリベラルな批判

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