著者
愛甲 直宏
出版者
奈良大学大学院
雑誌
奈良大学大学院研究年報 (ISSN:13420453)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.27-31, 2004-03

水神。水にまつわる神の事を指す。中国においては河神・湖神・海神・濤神(潮神) の総称である。その中でも河神は、個々の河それぞれに神がおり、その対象とされる個々の河の違いからその地域性に密接な特徴を持つ。当論文で取り上げた二郎神もその河神の一人であり、四川省にある都江堰と呼ばれる水利施設から発生した。この二郎神の由来については未だ明確ではなく、定説というものがない。また、そもそも二郎神がどのような神であるのかというはっきりとした形態も掴み難い。そこで、以下二郎神のモデルといわれる人物、二郎神の成立、信仰の隆盛について検討することで、古くから信仰の対象とされてきた二郎神の姿を確認することが本論の目的である。

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愛甲 直宏「中国の水神について―二郎神の成立―」 https://t.co/5Gq1GxbSUA
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