著者
伊藤 龍星
出版者
大分県農林水産研究指導センター水産研究部
雑誌
大分県農林水産研究指導センター研究報告. Bulletin of Oita Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Research Center (ISSN:21861021)
巻号頁・発行日
no.1, pp.17-22, 2011-03

大分県豊後高田市と中津市干潟域の支柱式ノリ養殖漁場において、2007、2008年の秋冬季にカモ類5種(マガモ、カルガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、コガモ)計10個体を捕獲し、消化管内容物を調査した。1 マガモ2個体の消化管からは、それぞれフトコロガイ科の貝10個、コアマモ葉片0.46gが、カルガモ1個体からはコアマモ地下茎が、オナガガモ1個体からはホトトギスガイ7個が確認された。2 海岸で採集された糞からは、コアマモ葉片が多数確認された。3 消化管および糞中にノリ葉休は認められなかった。4 当該地域の2008、2009年のカモ類生息数は2007年の2.5~3.3倍に増加していた。

言及状況

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編集者: Alpsdake
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