著者
芳山 三喜雄
出版者
玉川大学ミツバチ科学研究所
雑誌
ミツバチ科学 (ISSN:03882217)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.65-72, 2010

主にヨーロッパと北米を中心に,世界の異なる場所でのミツバチ群消失とそれに関連する要因であるミツバチの病害虫について紹介する。ここで紹介したヨーロッパや北米の国々の間だけでも多様な病原体が蜂群減少に関与していることが示された。過去50年の間で国や地域ごとの農業形態や社会経済の変化に伴い養蜂業を取り巻く環境も大きく様変わりしてきた。例えば,アメリカでは大規模なモノカルチャーの花粉媒介にミツバチは酷使され,代表的な例ではアーモンド産業だけで,150万群というアメリカ全体の蜂群の半数以上を利用している。大陸間の長距離移動などの過酷なストレスがミツバチに与える影響など多くの問題に直面している。

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Dr. Dennis vanEngelsdorp, University of Maryland 代表的な研究者.参考となる論文が多数あります. http://entomology.umd.edu/directory/faculty/dennisvanengelsdorp http://beeinformed.org/ http://www.ted.com/speakers/dennis_ ...

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