著者
伊藤 研一 道明 義弘 イトウ ケンイチ ドウミョウ ヨシヒロ Kenichi ITO Yoshihiro DOMYO
雑誌
経営情報研究 : 摂南大学経営情報学部論集
巻号頁・発行日
vol.5, no.2, pp.1-49, 1998-02

COMPUSTATのデータベース(アメリカ、カナダ企業の財務データベース)をパソコンで用いることができるようにするシステムを開発した。これまで、パソコンでこのデータベースを利用しているという例がなく、また、パソコンだけで利用可能にした例はないので、どのように利用可能にしたかを報告することを目的としている。そのプロセスは、次の五段階によっている。第一段階は、MTからパソコンのハードディスクにデータを移し、コードをASCIIコードに変換する。第二段階は、複数のMTファイルを一つのファイルに結合する。第三段階は、データベースのフォーマットを変更し、データ項目を連続させる。第四段階は、5年間で1レコードとなっているそれぞれの年について、各年のレコード長をそろえる。第五段階では、各年のデータ項目を連続させて、年ごとにデータを利用できるようにする。第六段階では、それぞれの項目のデータを見やすく整形している。この処理過程を経ることによって、COMPUSTATのデータベースは、パソコンで利用可能になっている。カナダ企業、アメリカ企業と日本企業の行動比較が可能になる。日米加産業構造の一端を示す産業業種分類とその分類に属する会社数について、資料を作成し、比較のための基礎資料とした。

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こんな論文どうですか? COMPUSTATデータのパソコンによる処理プロセスと企業財務データベースの日・米・加比較 : 検証:株式会社「日本」(伊藤 研一ほか),1998 https://t.co/yxp37g6fvE COMPUSTATのデータベ…
こんな論文どうですか? COMPUSTATデータのパソコンによる処理プロセスと企業財務データベースの日・米・加比較 : 検証:株式会社「日本」(伊藤 研一ほか),1998 https://t.co/yxp37g6fvE

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