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精神予防性無痛分娩法の導入と施設分娩における妊婦管理への影響 : 1953~64年の日本赤十字本部産院および大森赤十字病院における実践
著者
藤原 聡子
月澤 美代子
出版者
日本医史学会
雑誌
日本医史学雑誌 = Journal of the Japanese Society for the History of Medicine
(
ISSN:05493323
)
巻号頁・発行日
vol.60, no.1, pp.49-64, 2014-03
精神予防性無痛分娩法はパブロフの高次神経活動学説を応用して考案され、1951年にソビエト社会主義共和国連邦で国策となった「薬物によらない無痛分娩法」の一つである。1952年に中華人民共和国に伝わり、1953年に菅井正朝が帰国のさい日本に持ち帰り、日本赤十字社本部産院長久慈直太郎により同産院にて導入された。菅井正朝ら産科医師と助産師の研究チームを中心とした本部産院・大森赤十字病院における精神予防性無痛分娩法の実践は、産前教育において妊婦の自律を育成する、施設における正常分娩の妊婦管理法の創出に貢献した。(著者抄録)
言及状況
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CiNii 論文 - 精神予防性無痛分娩法の導入と施設分娩における妊婦管理への影響 : 1953~64年の日本赤十字本部産院および大森赤十字病院における実践 https://t.co/2KCSgpA71X #CiNii
収集済み URL リスト
https://ci.nii.ac.jp/naid/120005626705
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