著者
齋藤 秀紀 Hidenori SAITŌ
出版者
国立国語研究所
雑誌
研究報告集 = Occasional Papers
巻号頁・発行日
no.10, pp.173-192, 1989-03

国立国語研究所東アジア諸国(中国・日本・韓国)との間で科学技術の交流が盛んになり,日本語教育に対する重要性が増している。しかし,日本語教育に利用できる資料は,十分であるとはいいがたい。一方,国立国語研究所には,用語用字調査で得た現代日本語に関する資料が500万KWIC用例,漢字データベースなどがあり,日本語研究教材作成に利用できる環境にある。本稿では,これらの資料を総合的にコンピュータで管理する方法と,日本語研究者にデータ提供を円滑に行うためのシステムの試案を述べる。また,蓄積されている漢字・単語・用例などのキー長の異なるデータを統合する方法として,疎結合方式が有効であることを示す。さらに,中国・日本・韓国の相互のデータ交換を想定した統一漢字コードを提案する。17の書名 : 国立国語研究所研究報告集

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