著者
植木 重治
出版者
秋田医学会
雑誌
秋田医学 (ISSN:03866106)
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.11-17, 2017

国民の半数近くが何らかのアレルギー性疾患を有するとされ,その病態を明らかにすることは社会的な要請である.アレルギーを理解する上で,慢性炎症の概念は欠くことができない.多くの病態で好酸球を中心とした炎症細胞が組織に集積し,障害をきたすことが問題となっている.好酸球は一方で,寄生虫や病原微生物に対する免疫,組織改変や恒常性の維持など多才な役割を担う細胞であり,好酸球の状態を適切に把握し治療に応用することが求められている.

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こんな論文どうですか? アレルギー・好酸球性炎症の病態解明(植木 重治),2017 https://t.co/ywr2lT5ovC 国民の半数近くが何らかのアレルギー性疾患を有するとされ,その病態を明らかにすることは社会的な要請である.アレルギーを…
こんな論文どうですか? アレルギー・好酸球性炎症の病態解明(植木 重治),2017 https://t.co/ywr2lT5ovC 国民の半数近くが何らかのアレルギー性疾患を有するとされ,その病態を…

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