- 著者
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樋口 亮介
- 出版者
- 慶應義塾大学大学院法務研究科
- 雑誌
- 慶應法学 = Keio law journal (ISSN:18800750)
- 巻号頁・発行日
- no.40, pp.177-213, 2018-02
はじめに 1. 本稿の検討課題 2. 検討順序一 日本法の状況 1. 従来の議論 2. 量刑理論に基づく裁判例の分類 3. 検討を深めるための素材の選択二 アメリカの議論状況 1. 量刑実務の状況 2. 理論的検討を行う学説の紹介三 不遇な生育歴が責任非難に与える影響 1. 応報理念の基礎に遡った基礎づけ 2. 具体的な考慮方法 3. 死刑選択判断における考慮の必要性おわりに原田國男教授・三上威彦教授・六車明教授退職記念号