著者
小池 翔太
出版者
千葉大学大学院人文公共学府
雑誌
千葉大学大学院人文公共学府研究プロジェクト報告書 = Chiba University Graduate School of Humanities and Study of Public Affairs Research Project Reports (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.324, pp.23-32, 2018-02-28

[要旨] 平成32年4月1日から施行される小学校学習指導要領のもとで、プログラミング教育が必修化される。プログラミング教育に関する実践研究の数については、各教科等の特質によって多少の差があった。特に、小学校第3学年の総合的な学習時間において、どのようにプログラミング教育のカリキュラムをデザインすればよいか、具体的な授業実践に基づいて検討する必要がある。そこで本稿では、ゲーミフィケーションの考え方を活用して、小学校第3学年の総合的な学習の時間におけるプログラミング教育のカリキュラム開発の試みについて報告する。研究の結果、計画から大きなカリキュラムの変更がなかったことなどから、開発したカリキュラムが実践可能であることが示唆された。研究の課題は、成果の一般化に向けて、カリキュラムの詳細な分析を行うことである。

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こんな研究もあります!「小学校第3学年の総合的な学習の時間におけるプログラミング教育のカリキュラム開発の試み」 https://t.co/YlwqU3qcR1 #sumi_imlab

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