「不良分子」の指紋と「朝鮮人」の位置づけから : 高野麻子著『指紋と近代』を手がかりに (特集 書評コロキアム : 高野麻子著『指紋と近代 : 移動する身体の管理と統治の技法』)

著者: 高榮蘭コヨンラン KO Young Ran
出版者: 東京外国語大学海外事情研究所
雑誌: Quadrante : Areas, cultures and positions = 四分儀 : 地域・文化・位置のための総合雑誌 : クァドランテ (ISSN:13445987)
巻号頁・発行日: no.20, pp.17-26, 2018-03

"朝鮮人党員に対しては「共闘」の場への参加を求めながらも、政府や占領軍に対しては、朝鮮人運動との距離を強調する複雑なものでした。"　→終戦後の日共と朝鮮人党員との実際の距離について