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投稿一覧(最新100件)

[天皇制] "昭和天皇に先んじるかたちで弟宮である秩父宮が崇敬される、という近代日本においても極めて稀な情況が生起""直接の関係形成の結果、独立した崇敬対象として秩父宮が同地において表象されていた" →興味深い。
"アマルナにあった神殿の全てが、アテン神のための神殿では必ずしもなかった""王自身が伝統的なエジプト王として描かれている表象すら存在""アクエンアテン=強硬な一神教信者という偏向に対して再考" →書評。
"高速道路ではなく一般道を通り、道(ルート)の途中で海辺があればそこで水浴をし、近くに親類が住んでいれば会いにゆき、地元の美味しい食べ物があればゆっくりと食事" →書評へのリプライ。
"多大な犠牲を生んだ原因の一つが、太平天国が受容したユダヤ・キリスト教の千年王国論的な救済思想にある""ヨーロッパ人の太平天国論は、現代中国の毛沢東評価をめぐる論争と重なってくるように思われ" →共通性。
"1978年には「母性偏重は古い」の中で北欧の福祉政策を紹介しており、家庭や仕事に性別は関係なく男女どちらにも義務や権利は同じように与えられていると述べた。" →山川菊栄は戦後も冴えている。
"ポルトガル王が豊臣秀吉のイエズス会を介して伝えた圧力の下で日本人奴隷取引を禁止し解放しようとしたとき、ゴア当局は、「…解放すれば、反乱するに違いない。…われわれを一人も残さずに殺すのであろ" →ブクマ
"教官と学生が揉みあったのに,なぜ学生だけが処分されるのか,二人の行為の事実がまともに議論されないのはなぜか,""不思議なことに三文学部長とも,まず事実を重んじるはずの歴史学者" →ブクマ。
"母語である日本語と比較検討することで、二つの言語の相違や距離を掴むことが可能になり、英語という外国語を「ことば」として分析することが学習に向かう動機付けにつながる。" →2017年。『学術の動向』。
"『新選組遺聞』を見ると、「…肩がぐっと上り気味に張って、頬骨が高く、口が大きく、色は黒かった…沖田の容貌は「美形」とは言い難い""「薄幸の天才美剣士」という虚像は司馬以前すでに形成されており" →ぶくま
"ルター…聖画像とは…あくまでも教えの布教に有益であり、それ以上でも以下の存在でもないと考えていた。" →「ルーカス・クラナハ(父)と宗教改革 : 「プロテスタント美術」の誕生とその展開」
"蝉の詩に見る詩の転変" →蝉の寿命の短さが言及されないのは、この世のはかなさを唄うことが中国文学の基本的性質ではないことにかかわっている。露しか飲まない蝉の高潔さが、士大夫の精神の表明となった、と。
"ムスリムが身近な共同体のなかで模範となり信頼できる回答を得ることができなくなっている""非ムスリム国に住む場合であっても, そうでなくても""新しいメディアで活躍する宗教知識人を頼りにする" →興味深い。
"1936年のドイツのテレフンケンレコードで非常に売れたレコードのタイトルはペーター・クロイダーのオーケストラによる『カラヴァーネ』""この曲が実はデューク・エリントンの名曲『キャラヴァン』" →ナチとジャズ。
"「広義の国家神道」概念は、戦後にまったく新たに「つくられた」ものではなく、明治期から昭和戦前期に形成されてきた「神道」「皇道」「国家神道」「国体神道」などの用語を継承しているものということに" →ほお
"中越地震のある避難所では,…集落毎に避難場所をまとめたところ,トラブルが収まったという。近所どうしが避難所内の近くに居住すると,ふだんの人間関係のルールが働くようになり,トラブルが生じにくく" →論文
"ベトナムは少数民族や地域あるいは個人が「軍事物語」以外の「物語」を持つことを好ましくは思っていない。歴史教科書において、チャンパをはじめとする少数民族の多面的な歴史を描いていない" →問題の焦点。
"高学力・高所得のエリート層が中心となる長期留学が減少する一方で,国内大学に進学した非エリート層が中心となる短期留学が急激に増加していると考えられ""社会階層との関連による格差化の可能性" →格差案件。
"二次的に天と国のいずれかに所属させようとして大別したため、現在の古事記上巻の中には矛盾した二つの座標軸が内包された。" →北康宏「古事記神話の構図--古代日本人の「歴史の起源」に対する観念」
"東映動画労働組合の活動を通して表れた思想は、創造と労働を接続し、商業的な文化創造の現場を、労働者として能動的に取り仕切ろうとするものであった。" →二者は相反するものではない、という主張
"コストをめぐる論争は、そうしたリスク論争に比べれば、そうした泥沼に入りこむ余地が少ない。したがって、…リスクに訴えかけるやり方だけでは、脱原発に賛同しない人々を取り込もうと考えたのでは" →吉岡斉
"冷戦構造の下でアメリカの陣営に加わった途上国は,自由な市場社会を形成するべく経済的に開発されていくが,その開発政策を巨視的にみると,新自由主義の本質は,政府主導の開発主義のなかにある…" →ほんそれ
"ナショナル・ヘリテッジに関して、ヒューイソンは「個々に見ると、博物館は保存、教育、真理に専念する立派な制度なのだが、集合的に見るとその数の増加はこの国(イギリス)の想像力の死を意味する」" →ブクマ
"受験」という文化が生まれたことに伴って、公共図書館の社会的機能が、読書 のために本を提供することから学習のための読書空間の提供へ、そして受験勉強のための共同学習室へと変わってい" →受験と図書館
"「存在の金切り声」という表象は、研究者の認識論に内在する問題を、発話不可能な他者という存在論上の問題へとすり替えてしまう""不可避的に非対称なものとして(再)構築することにのみ終始する" →批判
"点字が読めるからといって「視覚障害者は触覚がするどい」と考えるのは早計である。""固定観念を押し付けるとしたらどうだろう。こうしたことに対する困惑は、しばしば当事者から報告されている。" →興味深い。
"規範化された「おネエキャラ」は、女性性の滑稽な写しとしてパフォーマンスされている。そこで用いられる「おネエキャラのことば」は、異性愛規範への挑発や攪乱を目的としない、単なる話術である" →ブックマーク
"「ほとんどの理科の授業の内容は,妥当な知識のピラミッドを登って行こうとする,比較的少数の学生の希望で決まってしまう""大多数の学生が教育上本当に必要とすることが,直接的に考慮されていない" →ザイマン
"和辻のなかに自文化中心的な、あるいはナルシシステイックな視点がなかったわけではない。他者を見る目のなかにそのような視点が含まれていた…「シナ的人間」に関する「感情の放榔」といった言葉のなかに" →和辻
"職員の…献身と入所者の自己犠牲的な肯定感は、人との繋がりを園の外へと広げ深めることを否定し""入所者たちは愛楽園で国のために役立つという、自己犠牲的な行動で自己肯定感を持つしかなかった" →きつい。
"当事者となることを避ける傾向にある,政治とは対峙しない,という吉岡の指摘は村上の政治性や立場性に向けられたものであるというように考えてもいい""村上そのものがエスタブリッシュメント志向……" →村上。
"聖俗革命論はそれを裏付ける十全な一次史料が存在しない""村上の所論はフランスでは成り立つ可能性があるが,イギリスでは19 世紀においてさえ,神様を抜きにして自然探求はなされなかった" →本旨ではないが。
"宗峰妙超は大徳寺の高い寺格を受け容れているではないか。なにもそれを拒否していない""宗峰妙超は、決して大徳寺の寺格に無関心であった訳ではなく、むしろ積極的にそれに対応しているのです" →宗峰妙超
"「テルミドリアンとしてのフュレ」""恐怖政治を終わらせるのは,それを凌ぐほどの大量な規模で,ロベスピエール…を始めとするジャコバン派を裁判抜きに即刻処刑するという…" →フランソワ・フュレ。
"「価値」を排斥し、シニカルに自己目的を追求するやり方""ヴェトナム戦争を終わらせながら、戦争の本質的な意味を問わず、中ソと接近しながら、冷戦の意味を問うことはしなかった" →ニクソンとシニシズム
"遊女は…時に作者に情報を提供する形で、書き手の側にも加わった""作者が見知った遊女、とりわけ太夫等の高級遊女に加え、周囲の客、あるいは自分と敵対する評判物の作者等をより念頭に置いた" →遊女評判記の性格
"ニコルソンが創設した伝記は…国民国家に奉仕する記念碑的伝記となんら機能面においては変わらず""レトリックに長じて、知を特権階級に保証する巧妙な手段" →ニコルソンの書いた伝記について
"軍事部門をもつことは企業が成長する上で制限性にもなりうる""軍事技術は民正義鬱の発達に部分的に寄与することはあっても、中長期的にはその桎梏となりうる" →まあそうだよなあ。(2009年論文)
"廷臣への賦課を強め、 彼らの所領を奪うなど""花園の念頭にあったのは、 異姓の者が皇位を奪うという事態ではなく、 一人の天皇がどう皇位を維持するかという、 …両統分裂期にふさわしい問題" →花園天皇の実像
"中央・地方レベルで与党の座を得た PRRPs は「政府の質」、とりわけ「国家の強靭性」、「抑制と均衡の度合い」、「政府の有効性」、「汚職・腐敗の程度」などに悪影響を与える傾向" →だよなあ。
"方言使用開始時の前後において,対人的スキル・対人的認知スキルの獲得が顕著に見られる,""家族以外の同級生や同年代の友人との関係の変化がきっかけとして認識され" →興味深い(松本敏治論文)
"近世の鯨料理のほとんどは白皮を用いたもので、赤肉の利用は捕鯨根拠地などに限られ""日本における鯨赤肉の消費は、明治以降も1900(明治33)年頃までは北九州や土佐、紀州の網取り捕鯨の根拠地付近に限られ" →捕鯨
"株・債券という資産の所有が投票参加に正の効果を持つこと,住宅や株・債券という資産を保有していることが,その他の政治意識や社会的属性を統制してもなお安倍内閣支持に関連していたこと" →選挙と資産
"スピンドルは彼女らの目の高さで回っており,眠気……女工が頭をコクリと下げると,頭がスピンドルにぶつかりハッとして目が覚め""大原は…女工の労働条件と健康状態の改善を強く要請" →すげえな
"娯楽の拡充とともに,党大会の観客は1933年の12万人から1938年の82万人へと増加し""泥酔した党員が公序良俗を乱したり, 規律を欠いた隊員が行進を台無しにしたりするような事態は, 大会組織者にとって悩" →党大会の実態
"なお、本書の知見に基づけば…現在の予防接種の状況は、行政が責任領域を縮小させる分散化戦略をとり、個人の自由と社会の要請との拮抗に対して「解決にあたるべき行政が自らの責任を放棄」した結果" →書評
"10年後にこう語っています.当時,「ときの政府の政策に従うのが政治的中立で,逆らうのが政治的だというふうに勘違いしているような人たちが,年寄りには多かった」" →昔からいるとな。/必読の内容。
"「すみれ」や「れんげ」は春の季語でも、「めだか」は夏の季語である。「春の小川」という言葉から春の情景であることは間違いなく、もはや季語に固執せずに作詞を行っている" →季語について。
"OECD の雇用保護指標でみると,デンマーク,オランダ,スウェー デンは少なくとも日本よりも正規労働者の解雇はしにくい国であり,一般に持たれている""フレキシキュリティのイメージと異なる可能性" →実情
"アジア的視野の中で眺めた場合、むしろ都市社会においては、朝食を外食することのほうが一般的だ""日本のモーニングには、アジア都市社会に共通する生活文化としての性格が存在する" →ここ重要だな。
"一昔前までは儒教的な家父長制が根強かった〈在日〉社会では,妻を家の中に極力閉じ込めておこうとする夫も少なくなかった。""夫に酒を飲ませ,眠らせてから,「ぬき足さし足」でサパーへ行った" →2001年論文
"百済の立場からは,倭国>百済>加耶諸国という相対的な序列で位置付けていたと考えられる。冊封・君臣関係ではないが,さりとて,まったく対等な関係でもない「第三の傾斜的関係」" →百済と倭国の関係
"垣軍縮と第二次軍制改革を通観する時、 兵力量のような参謀本部のバイタルな利益に関わる問題で、 参謀本部を統制することは宇垣の政治力を以てしても容易ではなかったという事実が浮かび上がる" →宇垣軍縮の実態
"政策を実行していくための大枠となる制度や手続きに関する自由度については国が依然として強く握っている。このような国・地方関係を、今般の地方創生は弱めるどころかむしろ強めたのではないか" →だよなあ。
"古代ローマ…同じ方法で当時のフィレンツェも成功するという見解は,一般化しすぎである""マキァヴェッリも,法則には例外があると認識していたが,グイッチアルデイーニからすれば" →マキャヴェッリ「批判」
"パキスタンの言語状況""リベラルな考え方を持つ知識層が主に英語メディアに依拠しているのに対し、イスラーム諸勢力の地盤となっているパキスタン大衆はウルドゥー語メディアに依拠しているという構図" →ブクマ
"元代以降における高級知識人以外の人々が抱く杜甫のイメージは、春の曲江池に遊ぶロパに乗った詩人""画題、更には演劇・芸能のテーマとして定着し、視覚的に一般の人々に影響を及ぼしていった" →杜甫受容
"「民衆派」と十把一絡げにしてしまうよりは、マリウス・キンナ派、カエサル派などのように別個に論じるべき""個々の「民衆派」に対抗して一時的に野合しただけの体制派側も「閥族派」などと呼ばず…" →歴史用語
"候文は、我―汝関係の二者の図式のなかで、親密きを醸し出し、それを読む者にとっては、ある種の読みやすさ…親しさをもたらす""一方で、どこまでも候文は、上下関係のある我―汝の…なかで成り立つ" →候文。
"地主=ジェントルマンとその同盟者たちの支配が確立し、一九世紀に地主に代わって、「ジェントルマン」の実体をなすにいたる…「証券ジェントルマン」が産声を上げた" →ジェントルマンの中身
"ラビ・ユダヤ教批判とユダヤ教以前への回帰という点で、シオニズムがニーチェ思想と共鳴していた""ラビ・ユダヤ教の影響を廃し、 それ以前の太古の環境" →シオニズムにおけるラビ・ユダヤ教批判。
"日本政府は、 人民政府の軍事的脅威をほとんど感じていなかったし……中国貿易への期待も高くなかった""そらく著者が最も重視しているのは、戦前の植民地の台湾への「郷愁」に基づく「日台連合王国」構想" →書評
"西アジアや南アジアの人からわかるように、コーカソイドといっても、實際は褐色の肌をしている人もいるからだ。實際、もともと中央アジアに んでいたソグド人も褐色の肌だったかもしれない" →書評
"一八〇名余りの捕虜を…翌日には銃殺したというのである。…この事実を司馬遼太郎さんが知っていれば、『坂の上の雲』での捕虜を優過した日本軍という「神話」は、果たして書けたのだろうか。" →サハリン。
"人びとは,不満については「請願」などの回路を使い積極的に働きかけをした。彼らは西側同様の消費行動への欲求を持ちながらも,「不足の社会」の物不足を自ら補おうと努力したのであった。" →東ドイツ
"考古学の資料やデータの提示において注意が行き届かなかったことを、残念に思う。""評者は、…本書を手にする読者に、考古学者の注意力や慎重さが過小評価されないか、危惧" →書評。(批判されている)
"むしろ日常的に用いない…言葉こそ神聖なもので 神仏につながるとの意識もあったのでは""中世の石碑などに広く見られる党字も意味を理解して用いたというより、特別な字であることに意義が置かれた可能性" →興味深
"紙が普及する以前は蕗などの葉や、藁や麻がら(繊維を取った後残る柄の部分)、竹やイタドリ(タデ科)などで作った棒が使用され""これらは…殖力旺盛で沢山とっても差し支えないものが大半で" →斎藤たまの仕事
"社会契約によって失われる「自然的自由」と「無制限な権利」とは、「単なる欲望の衝動(に従うこと)」""これらを放棄することによって、人間ははじめて市民社会の構成員となる" →ルソーにおける社会契約
"思想文化をも含めて普遍的全面的に問題になるのは特に我々日本人においてであるであろう」と語るとき,下村は,高山と同じく…「東洋」を日本人によってのみ語られ得るものとして横領していた" →下村寅太郎
"50年間に亘って炭塵爆発に関する学術的進展は殆んどみられなかった""学問的な検証の深化が図られないまま,戦後に三井鉱山の採炭部門の経常に甚大な影響を与えたのもまた,激甚化した炭坑爆発事故" →2015年論文
"異様な植物紋様、奇怪な動物図像、自然界に溶けて埋もれていく人体と顔""禁欲的なはずの教会建築にも、男根像や男女の和合の様か彫られ""この点もキリスト教以前の土着的な民衆文化との融合" →おもしろそう
"地租改正を経ることによって,村請制の村にとって年貢納入の条件となっていた村単位の入会採草地への規制が弛緩し,個別の主体の利害追求の可能な場に変化したことが…開墾の急激な発生を可能に…" →2016年
"手芸がそもそも家庭空間の整備のための女性役割であったように、女性たちは自己の想像と創造のエネルギーを兵士の「生活」のために差し出し、戦地における家庭空間の欠如を補填していったのだ" →という構図
"京都では…名望家支配が根強く…戸別税(居住者に賦課)が温存された。""家屋税の導入において市部に先んじた郡部の税負担や家賃が抑えられ…税負担の落差が、人口移動を強力に促す位置エネルギーに" →メカニズム
"山田のモダニズムが、若き日の映画評論にあったり、後年も「現代美術に熱中し、レコードで冨田勲やジャズを聴く、モダンなおじいさん」(島崎美代子)というのも、はじめて知ったエピソードである" →山田盛太郎
"同じような活動量の人同士を比べれば,塾や受験を志向している方が PTA や学校活動に参加するよりも成績が高い傾向""学力格差を改善するためには,経済的な要因で生じる格差を改善する必要が" →身も蓋もねえな。
"橋本…外務省、そして米国との意見調整が不十分なまま資金提供を約束""米国メディアが日本を批判したのは、人的貢献が出来なかったからではなく、日本が行う民生協力の規模が不十分であると考えたため" →政治過程
"存娼論は「近代家族」的な言説に配慮しつつ、公娼制度との共存で保たれてきた「家族」の秩序を擁護するべく、「私娼」を批判""「娼婦」という枠のなかで、「公娼」と「私娼」を分断する言説を形成していた" →論文
"上七軒は旦那衆の町、五番町は職人の町とはっきり分割固定していたのかは疑問""上七軒が「芸だけの空間」…と言いきることはできない。上七軒は「芸」と同時に「色」も提供していた過去もあるにはある。" →2007年
"「この問題は貴国ではどうなっているかね」と、聞かれるのですね。どうも、「貴国」とは日本のことらしいんです(笑)。そうすると、吉川先生はどこの国籍なんだろうか(笑) ということになりますが" →吉川幸次郎
"今や「里山」の象徴となったトトロとその眷属たちが棲んでいるあそこは,本当に「里山」なのだろうか? 四出井による定義を用いるならば,これは明確に判断出来る.トトロの家は「里山」には無い" →里山
"…ができずに、都市をはじめとする他地域で暮らしたり…里子に出され、故郷とはまったく別の地で生涯を送った人たちの方が圧倒的に多かった""にもかかわらず、従来の民俗学の家族研究においては…" →重要
"明細図や公的な文書類には記録されていないが,金閣寺の南に秘密事務所があったことを西川は指摘する""すなわち,金閣寺とその周辺は,連合軍の諜報活動の場であったと考えることができる" →米軍と金閣寺
"それ以前の一九五〇年代に、アメリカではマッカーシズムが吹き荒れていた。アメリカの中国・東アジア研究者にとって、カナダは避難場所の役割を担うことになる。それがカナダの日本学を伸張させた" →書評
"徐々に「孔子」というグローバル化の中でも通用する文化記号を発見し,孔子廟の祭祀を通して,久米系末裔の連帯感を強め,歴史伝統を再創造してきた。""中国大陸や台湾,韓国とも異なる独自の儒教文化" →とのこと
"一九三四年凶作をとりあげ、その要因が単純な冷害凶作ではなく、政策的無為による「凶策」""「ひたすら東北の後進性ということが自明視され、東北民衆の性格も鈍重で寡黙で忍耐強いという宿命論」が語られ" →書評
"カザフスタンでは,仲介というビジネスが公認されていないために,手続きにかかる経費が賄賂という形をとるのではないか。もしこのような疑問が正しいとすると,不動産市場をめぐるルールが整備されれば…" →仮説
"喧騒、多忙の洒落た言い替えでもあった。この延長で女学生は「よくがやがやと喋舌るやかましい人」を「ジャズさん」と呼んだ""ハワイアン・ギターやウクレレも加え、フラ音楽もジャズに加えて" →ジャズという用語
"「効果的な学校」と「そうでない学校」のあいだに、決定的な違いは見いだせない こと""学力テストの点数に限って言えば、現行の教育システム内で個々の学校・教員の努力でできることは限られている" →興味深い
"異民族蔑視の言葉が使われるのは,直接的に何らかの敵対関係が生じたときであり 前3世紀半ばの事例にみられたように,敵対関係が入れ替われば,バルバロスとされた人物が顕彰されることすら" →興味深い
"「薩摩藩宝暦治水」の負担が薩摩藩の財政を苦しめた外的要因となったとは考えにくい""犠牲者…寺が示した墓の故人が「薩摩藩宝暦治水」の際の薩摩藩士であるという報告には史的根拠が薄く" →論文
"他国よりも、よりスティグマとしてみなされやすくなる。だとすれば、日本は失業率が低いにもかかわらず、失業による自殺が多いのではなく、その反対に、失業率が低いからこそ失業による自殺が多くなる" →なるほど
"従って,本研究で見出された中高生や大学生,成人の自尊感情の調査年に伴う下降傾向の原因を,単純に経済状況に求めることについては疑問が残る。" →「尊感情平均値に及ぼす年齢と調査年の影響」
"『荘子』の思想は、神仙思想とは相い容れない面を持っている。""…いわば、中国仏教(老荘の語を多く用いて漢訳され、老荘思想を介して解釈された仏教)を経由してのものという面が強い" →興味深い。
"鴎外の弟で歌舞伎評論家の三木竹二は貧富分離論の立場に立つ医者を登場させ,…鴎外がモデルと思われるドイツ帰りの若い医師が批判するという筋書きの…戯曲を書いて貧富分離論を批判" →三木竹二
"男の子が生きていたら、俊寛は死を決意できなかったであろう。姫は、父の供養のために生き残らされたのである。 女の子たちの存在の「軽さ」は永遠に問われないことになる。" →『平家』とジェンダー
"「子どもは分身」「生きている証」という〈子どもは分身感〉は、育児・家事の参加度の低い父親が著しく高い結果になり、反対に子育て・家事に深く関わっている父親の場合" →柏木惠子の研究。(PDFあり)
"近世権力は…人々が公然と集まり集団を作ることを忌避する傾向があった。""それゆえに近世の人々は、本名とは違う俳名や雅号などをもちいて、現実世界での人格(身分・職業など)を離れ…" →近世と「徒党」
"「合衆國」の語構成は次第に当初とは異なった解釈を受けるようになる。日本では早くから「合衆」=連邦制という本来の意味が忘れられ、共和制を意味する語としても用いられ" →「合衆國」という用語について