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投稿一覧(最新100件)

[てんどう] "天道から権力者への委任を説くだけでなく、両書とも天道-将軍-国主の委任論、すなわち天道思想と幕藩制秩序とを合体させた幕藩制的天道論を説いているのである。" →『理尽紗』と、『本佐録』。
"日本の産業革命は,基本的には,外資を排除したままの自力建設という国際的には異例の形で進展""結果,少数の大資本家と無数の零細資本家・生産者からなり,…中小資本家層が弱いというアンバランス" →ブクマ。
"マラリア媒介蚊の脅威…戦地に赴いて説いてまわった.しかし,「前線の上官は,ただ気合いをいれるだけで病気を理解しようとはしなかった」,「兵士はキニーネの粒を…苦いので,あとで吐き捨てていた」" →ブクマ
"また教会はしばしば押し込み強盗に荒らされたが、それは、教会に安置され、信心深さの証しであったはずの芸術作品も、庶民にとっては即物的価値しか持たなかったことを示している。" →書評。
"宣長と秋成との論争""両者がその知見を述べる基礎としていた世界図が異なるものであった""蘭国由来のより新しい世界図に接していた秋成とは違って、宣長の方は一八○年以上も前の情報」…を基礎に論じ" →ブクマ。
"マッチに火をつけ、プカプカと煙を吹かしながら、「君ね、学問というものは普通の頭の人間がやっても無駄なんだよ。そこの教室のドアーはいつでも開いているよ」と平然とおっしゃるのです" →ブクマ
"マシュマロテストに関する縦断調査の結果については,生育環境を統制することで関連が見られなくなるという結果が報告されるなど,再現性に疑義が示されたことで,議論が重ねられている" →ブクマ
"精神の欠如と宗教人としての自覚や経験のなさこそ、このような教団犯罪を生み出したのではないか。宗教学だからこそ、宗教によって説明できるものと説明できないものを分別してほしいと感じた。" →書評
"北海道帯広生まれの民俗宗教(後に天地正教)が…統一教会によってジワジワと「併呑」され""最も衝撃的なのは、祝福を受け渡韓した日本人女性信者が7千人に上るという教団公認の事実" →書評。
"80年代には「スレスレ痴漢法」という特集が雑誌で組まれた…普通のビジネスカルチャー誌でそれが行われていました。牧野雅子先生の『痴漢とはなにか』(エトセ トラブックス、2019年)に詳しく" →ブクマ
"結城郡五箇村の経済更生運動を取り上げ、農村恐慌に抗して、読書会をもち、その中から、左翼的動きも""水海道市域は純農村の地域も含んでいるが、ここでは激しい小作争議が起こり、地主側は暴力団を雇い" →書評
"当時の人々は,決して東南アジア産輸入漆は国産漆の単なる代替塗料と認識していたわけではなく,これらを比較的優品の漆器生産にも 用していた可能性が指摘され" →日本国内の出土漆器における輸入漆塗料の使用事例
"「共に考えてなす服従」を実践した兵士の権利が認められたのは、連邦行政裁判所のプファフのケースのみである。連邦軍の命令拒否者への態度は、この理念をないがしろにしていると言わざるを得ない" →ブクマ。
"奇妙なことに気付く。英米の英語辞典の`japan"の項には「漆」「漆器」という意味はまったく無いのに,'日本の英和辞典の「japan」の項には必ず「漆」「漆器」などと書かれている。" →「ジャパン」が「漆」とされる背景
"…という矛盾に対して「皇国勤労観」(浅井)という精神論で対応""国民皆労働制の正当化のために聖徳太子の「十七条の憲法」(後藤)や『古事記』『日本書紀』(津曲)までもが持ち出され" →ブクマ
"「ラーニングピラミッド」は…が半世紀以上前に提起した,実証を伴わない「一つの仮説」""国内に輸入され もともとの文脈や実証性の欠如は透明化され,あたかも「実証性のある議論の前提」として換骨奪胎" →ブクマ
"恩着せがましく、新自由主義的な見方だ。社会のマジョリティによって歴史的な不正義や不当な扱いをされてきた人々に対して「自己責任…」を声高く叫ぶことは、暴力以外のなにものでもない" →重要
"幅広い研究者を会員とし,会員が選出した利益相反のない代表を持ち,研究者の利益保護を目的とする組織は別に必要""その団体には公費を用いる正当性はなく,研究者自らが支えなければならない" →労組的な。
"色川大吉が一九七〇年代の時点で「未発の可能性」を指摘""(民衆)思想史の領域を牽引してきた安丸良夫""著者による 「歴史学 (者) 」 についての言及は、 いささか仮想敵を矮小化している観が否めない" →書評
"婚活政策であるが、調査自治体では、ライフプラン冊子は、「卵子の老化や減少」、「妊娠適齢期」を集中的に学び、独身、子どものいない人、ひとり親家庭は描かれず、LGBT など性的少数者の存在もない" →ブクマ
"社会史分野の進展のなかで、一九七〇年代以降に本格化した理解である。存在としての武士の暴力的側面に着目し、わが国の中世が武士を育んだことの負の遺産にも光が当てられるべきとの立場" →ブクマ
"「…新語を作ると言って非難する人々は、かつてラシーヌに対しても同様の批判があったことを忘れている。今ではラシーヌこそが、…最も調和が取れ、優雅で、純粋だとみなされているのだが」" →S・メルシエ
"女たちは纏足をめぐって反目し、罪の意識、怒り、嫉妬、憎悪をぶつけ合ってきた 纏足は母‐娘、美しいとされる女‐醜いとされる女の連帯をはばみ、恨みを利用することで維持されてきた" →纏足と連帯
"伊能測量は,測量作業においては地表が球面であることを忘却している一方,地図の描画の際には球体である地球を意識するという矛盾をはらんでいる。""経線は装飾であるというのが当を得ているといえる" →ブクマ
"基幹的な労働力が企業に包摂され それ以外の周辺的な労働力との聞に分断が生じた時期""「先進的」な社宅に代表される大企業の福利施設の恩恵を享受し得たのは果たしてどれだけの…人々であったのか" →重要。
"動物の屠殺に関する法律」""ユダヤ教の教えに則った屠殺方法…では、動物の血を完全に抜き取るために麻酔せずに頸動脈を切るため、この法律がナチスのユダヤ人迫害とも結びつくものだと捉えることもでき" →ブクマ
"『死せる魂』は 1875 年の『蜜蜂』誌に掲載されたのを皮切りに様々なメディアにのって流通""19 世紀末から 20 世紀初頭にかけては皿やキャンディの包み紙,ペンの箱,郵便用紙,彫像,灰皿などにも用いられ" →興味深い
"時代が下るとともに、懲罰的損害賠償の対象は人身から財産への故意による不法行為まで広がりをみせ""しかし、懲罰的損害賠償は1964年のRookes判決で大きく制限され" →イングランドにおける懲罰的損害賠償
"反ユダヤ主義とは、ユダヤという、キリスト教世界の「内なる他者」をめぐって、ある側面には目を閉ざさせ、ことさら別の側面へと思考を準備させてしまう、視線と思考の繰り手としても機能するものなのだ" →ブクマ
"荒瀬のジャーナリズム思想の出発点に 戦前期に商業化した新聞が「不偏不党」を掲げながら戦時体制に抗しきれず「一貫性のある言論を放棄」していったという「新聞の戦争責任」に対する鋭い問題意識があった" →書評
"馬淵は…中国人は「アメリカやドイツ映画に魅力を感じているのであり」、「現在のところ、日本映画で中国人に見せたいものはない」「映画を通じての日本には尊敬の念が起こら」ないと分析" →ブクマ
"モンゴル軍の侵攻を経験した西アジアでは、アレクサンドロスは完全に過去の良き支配者と化している。""モンゴル軍の西アジア侵入を受けてのアレクサンドロス像の変遷、というのも興味深い研究テーマ" →書評
"足立の専制国家論が述べるように「明清期の中国では,…再配分や公共財の提供は基本的に官僚機構によって担われて」""「官僚機構」の重要な構成メンバーは在地のエリート層" →ブクマ(足立啓二)
"譜例からもわかるように,ここで「間」は,【拍】が八分音符8個単位でグループをなし,周期的に動いてゆくさま,すなわち西洋音楽での【拍子】あるいは【拍節】に相似する様相をさしている" →「間」の実情について
"丸谷が「市民小説」を携えて文学の場に持ち込んだ""文壇を芸術家ではなく「市民」の所有に帰すべく俗物による「市民小説」を純文学として承認させ、その中で勝利を収めるという俗物的な欲望…" →批評
"暖かい部屋にいて美しい雪景色が見たいという風流はうわべ…、詩の真情は、官吏として世を兼済することを希求""とすれば確かに、定子や清少納言の理解は字面だけについての「いと足らぬ」浅薄なもの" →ぶくま
"有力な瀬戸内水軍として知られる海賊衆村上氏は、その水軍力をかわれて近世にもさまざまな大名家に召し抱えられたことが知られているが、それが瀬戸内海から離れた彦根藩にまで及んでいた" →なるほど。
"『萬葉代匠記』" →『万葉集』は『詩経』と同じく、天下国家を収めることにも役立ち また、歌を詠む(朗詠)することで心の穢れも取り除ける、と契冲。孔子も源氏を読んだら必ずこれを六経に連ねただろう、と宣長。
[論文] "看護職の影響力を向上させる方向に変容してきた一方で、自民党の組織構造の変化は、党内で看護系議員がそれまで持っていた政治権力を制約する方向に変化しているといえる。" →辻由希「看護婦の政治権力」
"校則という学校自治のルールに関して、自分たちのルールを自分たちで考えてつくる機会が十分保障されていない""18 歳選挙権が導入されているなか、民主主義の担い手を育成するという面で不十分な点" →ブクマ。
"「韓国による竹島の『現状維持』と自然保護区への設定,日本漁民の漁業権の確保と漁業資源の保全措置などを条件に,日本が今後主権を主張しない 99」という豊下楢彦の解決策が最も現実的ではないだろうか" →結論
"日本の植民地となり…満州、通州へと流れて来た朝鮮人移民が、日本帝国主義の「手先」として中国で認識され、「被害」に遭った""中国人にとって阿片・麻薬の害毒をまき散らす「加害者」として存在" →重要。
"「国語の権威」を守りつつ、体面を保つために「発見」したのがエスペラントであった。""日本のエスペラント受容のひとつのあり方を示し" →興味深い。(エスペラントが「国威」に用いられた例)
"社会人比率をもっと高めるのであれば、それ相応の入試を用意しなければならない。" →これは妥当だと思うけど「理解の土台となるデータが集められていない」というのはさすがにカネと権力のある改革派側の有責かと
"審議会への諮問には、官僚の自発性によるものと政治家の強制によるものが混在している""とりわけ、先行研究では見落とされてきた後者の存在が本研究の新たな知見である。" →互いに審議会を利用しようとする
"シンガポール大統領は、村山首相が日本の首相として初めて「日本占領時期死難人民記念碑」に献花した行為などについて、「…国連安保理鴬任理事国になるためのよいサインだ」と評緬" →ブクマ
"スモールビールは、中世に…アルコール度数の弱いビールである。当時は衛生管理が悪かったので、生水は危険な飲み物であった。ビールは醸造工程で必ず煮沸されるので、どんな場合でも安全" →ビールとイギリス
"トランプ勝利に貢献した白人労働者層は経済的要因というよりもっぱら人種的要因によりトランプを支持""人種問題や移民問題で保守的な立場をとり""他の支持者と比べて「大きな政府」寄りの立場を示し" →ブクマ
"経験科学的知見も確実なものはあり得ず,初期状況のさらなる精査を不要とするほどの盤石なものではない.だからこそ…暫定的な固定点としての役割は果たしうるという消極的な理由で直観からスタート" →ブクマ
"企業は,飢餓と病気と疲労にさいなまされ,自社のために身をすり減らして労働してきた人々を…まるでBSE(牛海綿状脳症)に感染した牛…を扱うように,自らの手を汚さずに,警察に〈処分〉をさせ" →企業の責任
"アベラルドゥス…""ユダヤ教とキリスト教の類似を強調し,ユダヤ人の苦難を彼らが選ばれた民であることの証拠と見なした。またユダヤ人に金貸しを強要したことにユダヤ人迫害の原因があると考え" →ブクマ
"明治期において雑誌では財政や経済の問題が盛んに取り上げられ""この傾向は大正期に入り徐々に喪失""代わりに登場したのが「海外政治事情」であり, 国際政治を含む政治,憲法,行政を対象とするもの" →ブクマ
"当時、聴覚障害の人たちの意志はほとんど無視され、結婚するなら優生手術をするのが当然とされた。聾学校の先生も親も「子育ては無理、本人も子どもも苦労するだけ」と思いこんでいた" →パターナリズムの典型
"「ファシズムとは、反動と保守主義とを大衆化・平民化しようとする試み」であるなら、民衆の政治参加を視野に収めた自由正統王朝派の構想が、ファシズムを思わせる特徴をもっていたことは不思議ではない" →ブクマ
"中国人、中でも漢人(漢族)が個人でスピリチュアリティ(霊性)の探求に目覚め始めたのは、大雑把に1990年代後半""都市部に暮らす比較的教養レベルの高い女性が熱心""漢語の堪能な高僧が…弘法活動を展開" →興味深
"一方,パブリックコメントといういかにも民主的な意見集約手段からは,最初の時点からホームレスなどの社会的弱者は排除されている。つまり施策には,そのような人びとの声は届かないのである。" →かなり重要。
"繁雑な古注釈の一掃…明らかに古文辞派の考え方に則したもの選び取られた作品が、初学者にも理解しやすい律詩のみが選ばれていることも流行の大きな一因 新しい時代の新しい読者(…一般庶民)を獲得" →ブクマ
"ヘイルからオースティンまで、裁判官によるコモン・ローの発展の正統性の根拠は、制定法ないし主権者の意思に求められ""ベンサムは、裁判官による解釈が法創造であるとして、裁判官の意思的要素を…認め" →書評
"トランスジェンダーの就労差別についてはほとんど社会的認知がなく、「性別を理由として、差別的取扱いをしてはならない」としているはずの「均等法」においても実質的に対象外(想定外)だということ" →ブクマ
"まったく新しい一次史料を発掘するだけが能ではなく,問題意識の新しさと鋭さこそ大切なのだ,ということを実証""史料が単なる寄せ集めでなく,独自の視点と構想のもとに甦生させられている" →書評
"それを参照すると、真言密教は同じエジプトから生まれたイシス信仰の東洋的なヴァリエーションであり…東寺曼荼羅はイシス銅板の東洋的な産物であると考えていたことが窺われます。" →ギメと新プラトン派
"順礼競争において巡礼の事物や行為の吟味も行なわれた。すなわち、慣習として巡礼に携帯してきた物品や衣装は取捨選択され、動きやすさを重視するために洋装も取り入れられた。" →「巡礼の近代性」
"自らがその保護を訴えている伝統文化を、伝統文化の崩壊、さらには自然環境破壊の決定的な要因として提示する…根本的な矛盾""伝統文化の崩壊の原因を、「外部」ではなく「内部」に求めたことに由来" →ブクマ
"認知メタファー理論の観点から見ると恋をすることは対象に物理的に引きよせられることである。""愛は認知メタファー理論では〈愛は旅〉として二人で歩むゆっくりとした旅路として表現される。" →ブクマ。
"オリジナルの『ロビンソン・クルーソー』には「物語を展開していく上で、やや冗長な部分や余計な繰り返し…""そこに『ロビンソン・クルーソー』のチャップ・ブックが生まれる契機があった」" →書評
"長春(新京)では工業化が進展せず,大連・奉天(瀋陽)では工業化が進展""後背地や地域経済との連関を欠いた人工的な植民地都市の限界""中国人も含めた市場と投資の拡大が一定の工業化を促し" →興味深い
"三島は、『遠野物語』を…「なほ濃密に不可避に仕組まれた…の民話の集成の、血なまぐさい成果を示」(…)したものと位置付けている。この見解は、むしろ柳田が描き出そうとした「事実」を的確に斟酌" →ブクマ
"日本で時系列の説明スタイルが歴史教育の場で強調されるのは共感教育の伝統が,米国で因果律の説明スタイルが強調されるのは多文化教育の要請と高等教育の大衆化によるクリティカルシンキング…の強調が" →ブクマ
"小説読者たちの間で古典的な小説が優れたものとし,ケータイ小説が劣ったものとして小説の趣味自認の際に参照され""都市部で生活する若年層においてさえテイストによる序列化が存在" →ラノベの位置づけも興味深い
"他の就職活動学生と常に比較し、その中で評価を下し/下されるものとなる""キャリア教育や企業の採用活動が彼らを駆り立てているだけではなく、大学生同士の競争的な側面それ自体が彼らを駆り立て" →ブクマ
"モンゴル・元朝時代の漢籍やペルシア語史料に見える、内陸アジア地域における時計回りに 90 度ずれた方位感覚を示す記述の原因は、方位を示すモンゴル語の単語と、それを翻訳した文献との差異" →例外もありと
"アリストテレスは、…「国家の一部分だけが繁栄することに対しても……警戒しなければならない。その予防策は……貧しい大衆と裕福な人々との融和を進めるか、中間層を増やすように努めるべきである」と" →ブクマ
"管理区域内に一歩踏み込んだら最後、…水を飲むことや食事・喫煙さらには汗を手でぬぐうことも…禁止""自分が生命体であることの証である「生理」すらも捨て去ることが強制" →堀江邦夫『原発ジプシー』
"エレンブルグは回想録で…『国際植民地博覧会』 において…逆に「白い町」をつくり、ヨーロッパ人が逆に見せ物となり、ありのままの生活を展示することの提案をして、フランス当局の逆鱗に触れた" →ブクマ
"労使紛争がないのがよき労使関係であるなら,今のままで日本は申し分ない。労使関係の評価軸は,…どこまでも労働諸条件のルール形成に関する,労働者の発言権や決定参加の有無および程度である。" →書評
"日本人が限定された空間の中で生活をしていて,中国人や朝鮮人などの生活実態を知る機会がほとんど与えられていなかった""トラブルが生じることはほぼなく,良き思い出だけが形成されていた,という情況" →ブクマ
"鯨技術の導入にあたっては、ノルウェー人が非常に大きな役割を果たしており、かつ前近代における網取り式捕鯨との断絶は極めて大きく、それを日本の「伝統文化」と呼ぶことに対してはかなりの留保が必要" →改めて
"国学者によるムスビの神、すなわち造化三神の形而上化にも言及される。それらの動向は、当時の全球的な「知」の流通、…西洋天文学と基督教の救済の論理の影響を強く受けたものであった" →ブックマーク
"…政治において責任を負うべき範囲とは画定可能なのだろうか。この点についての認識が深まらないまま、決断することと責任をとることとがないまぜに混同され""安易な決断主義が横行しかねない" →書評。
"18 世紀のヨーロッパで植民地由来の新たな商品に対する需要が高まり,消費が変化し増加したという主張に対して,この時代の労働者の多くは,食糧を手に入れて生きていくのがやっとであり" →2021年論文
"100 mSvには医学的根拠はない。実質的に影響がないという閾値と同じことなのに「閾値」と誰も言えないのは、これらの証拠に反しICRP勧告を歪めて伝えているためである。" →2017年。津田敏秀。
"ミスコンで評価される外見が性差別や年齢差別、障害差別と分かちがたく結びついていること""内面を重視するよう審査基準に変更を加えただけでは、ミスコン…が孕む問題をすべて克服したことにはならない" →重要
"among them, the lack of places to worship was a problem for many second-generation Muslims. In some cases, it was found that they chose the instant space for worship by searching it in the town or on the street other than the mosque or home." →これは興味深い。
"シャハトは西欧列強との平和的外交交渉による植民地の返還,その原料基地からの原料供給に基づいた工業製品輸出による加工貿易立国を目指し,世界経済・世界貿易への復帰の可能性を模索" →シャハトについて
"「五月革命」…政府は財源配分の重点をこれまでのように核戦力整備など軍事分野ではなく, 社会福祉分野におくことを迫られ""騒乱は,ドゴールの「カリスマ」が往年の威光を発していないことを示す" →五月革命の影響
"労働集約的産業が持続的な経済成長をもたらすというのは…地域特殊な事例""労働集約的製造業の勃興は日本等東アジアと一部東南アジアでしか実現されていない東アジアモデルだとみることも可能" →書評
"どのような事情によってこの手紙は書かれたのか。その内容はどんなものだったのか - 語られなかった事実に注目することによって、この生活史に秘められた「話者の強い思い」が見えてくる。" →実に面白い。
"私たちの社会は労働や教育に関して,かなり適当に前進目標を掲げ…ることには熱心である一方で,そうした目標や基準が精確には何であるかを詰めていくことにおそらく興味がない" →2014年。
"江戸時代における『金瓶梅』受容の遅れの原因の最たるものは、内容の「淫猥さ」ではなく…文章の「難解さ」""描写の難解さは江戸時代にこの作品か文学作品として広く受容されるにいたらなかった背景にも" →興味深
"1994年のジェノサイド後に成立した新政府の方針により、クオータ制が導入され、政治判断により女性議員比率が急激に伸び、党派を超えた女性議員の連帯により、女性の権利を守る法律が制定され" →日本との比較
"「イスラエルとアラブ諸国やパレスチナ人のどちらにより共感を覚えるか」という世論調査に対し、1967年に100%が「イスラエルに共感」であったユダヤ人の回答は、2009年には75%に後退" →イスラエル離れ
"三上にとって、応用史学は「不幸」であるどころか、それこそが歴史学のmeaningだった。""政治的対立にあって、却って益々「情熱」を燃やす三上は、本質的に政治的な人間であった" →三上参次について
"当時の新聞記事でも、投票率の低下など「政治への無関心」「公共性の衰退」といった問題がマイホーム主義と結びつけられて論じられ""『読売新聞』(1968 年1 月15 日朝刊)の社説" →1968年の時点
"丹下が書院の空間…と飛石の空間…の衝突による緊張感に桂離宮の創造の自由を見出しつつ、むくり屋根まで含んだ桂離宮の全体像…が単なる風景に過ぎないと酷評した点も明らかにした" →はっきりしている。
"浄土寺の尊氏像、等持院の尊氏彫像が神護寺の尊氏像に、等持院の義詮像がそれぞれ似ることは、室町時代には、神護寺像の像容が、それぞれを尊氏、義詮と認められていたと考えられる" →神護寺の三図像に関して。
"「私の視点、私の感覚、私の言葉で参加」(…)する「裁判員制度」と「裁判制度」とをいかに整合的に理解するか""「一般市民が量刑判断に加わる制度をとる国では原則として死刑が廃止されている」" →おお。
"最澄への影響に関しては鑑真門下の布教活動も視野に入れる必要""南都における天台教勢は最澄以前から広まりつつあった""こうした事情を背景として最澄は天台修学を志向するようになったと見られる" →なんと
"昭和恐慌期を経て唐織や錦など豪華な西陣織物業者が減退,②多種多様に使われていた西陣織物が帯地に収数し,今日の西陣織=帯地という認識が生まれてくることがうかがえ" →西陣織。/諸々興味深し。
"それはまさに江戸以来の戯作者の手練手管であったはずだ。魯文が自由民権運動に組み込まれていく過程、それはその魯文の持っていた「武器」がうばわれる過程、となっていたのかも知れない。" →興味深い
"鑑眞が渡海の意志を固めた際に、慧思後身説、あるいは慧思の日本への轉生説を知っており、それが大きな動機になったとする説が成り立たないものであることは明らかとなったかと思う。" →こちらは否定説。